2017年08月29日

【ギター教室】レッスン曲！　〜秋桜〜

生徒さんの希望曲201～250

ギター初心者にも生徒さんの希望曲201〜250山口百恵さだまさし

こんにちは！
東京、池袋を中心に、新宿や秋葉原など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー！

今日はアコギ編、本日も昭和の名曲のご紹介です。

それでは、いってみましょう！

〜秋桜〜

「山口百恵」さんの「秋桜」です！

（※楽譜はこちらから。昭和歌謡、ギター弾き語り曲集）

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１９７７年にリリースされた「山口百恵」さん１９枚目のシングルであるこの曲は、「日本の歌百選」にも選ばれています。

「さだまさし」さんが作詞・作曲を務めた曲で、1977年当時「山口百恵」さんは「阿木燿子」さんと「宇崎竜童」さんによるいわゆるツッパリ路線の楽曲で売り出していたため（「作詞阿木・作曲宇崎」のコンビは山口百恵さんの全盛期を支えた。）、この曲をリリースした際には山口さんに対し「なぜ、さださんの曲を歌うのか」という疑問の声が多かったそうです。

また、さださんのファンからも「なぜ山口さんの歌を作るのか」という反響もあったそうですが、さださんは、山口さんには日本的な女性らしい面があるのではないかと考え、あえてそれまでのイメージを一変させるような曲作りを行ったといいます。

「結婚」をテーマにしている曲で、聴いているだけで胸がキュッとなる素晴らしい歌詞ですので、是非歌詞にも注目して聴いてみてくださいね！

この曲のレコーディングにあたって、さださんが電話で「（結婚をテーマにした作品であるため）まだピンと来ないでしょう?」と尋ねた際、当時18歳だった山口さんは「はい」と正直に答えたそうですが、その後、結婚を期に引退するラスト・コンサートの日（1980年10月5日）に「この歌の意味がようやく分かりました」というメッセージをさださんに送ったというエピソードもあります。

「秋桜」はこれで「コスモス」と読みますが、正式な和名は「あきざくら」で「コスモス」とは本来読みません。

それを今のように「コスモス」と読むことが定着したのは、この曲がきっかけです。

この曲は元は「小春日和」というタイトルでしたが、曲を聴いたプロデューサーの提案で「秋桜」に変更となりました。

当初、さださんはタイトルの「秋桜」を「コスモス」と読ませるつもりはなく、本来の和名である「あきざくら」とするつもりだったそうですが、この曲のヒットにより「コスモス」というそれまでになかった読み方が広まるようになったそうです。

以前このコーナーでご紹介させていただいた曲「松田聖子」さんの「赤いスイートピー」の時もそうですが、世の中に大きな影響を与えるのは本当にすごいことですね。

そしてこの曲のギタープレイです。

曲のテンポは比較的ゆっくり目で、１小節にコードが１つというのが多いです。

カポを１フレットにつければバレーコードも登場せず基本的なコードで弾けるので、初心者の方も十分にチャレンジできる曲でしょう。

この曲をリクエストされた方はアコギでの弾き語りをご希望でした。

右手のストロークも基本的には８ビートのパターンが合うと思いますが、場合によっては１６ビートパターンに変えても良いと思います。

原曲は主にアルペジオでのプレイですのでストロークより難易度が上がるかもしれませんが、また違った感じが楽しめると思いますので是非チャレンジしてみてくださいね。

イントロなどで「チャラリーン」と高音がキラッと響く箇所がありますが、この部分はギターのコードを弾く際に１弦側から弾いていくことで再現できます。