2016年12月01日

音楽が主役！？かっこいい映画！　〜レオン〜

音楽が主役!?な映画

音楽もオススメの映画スティング

こんにちは！
東京、池袋を中心に、新宿や秋葉原など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

本日は音楽がかっこいい映画紹介のコーナー！

この名作を紹介してみたいと思います。

超有名作品なので、観たことのある方も多いのではないでしょうか？

それでは、いってみましょう！

〜レオン〜

リュックベッソン監督の、１９９４年の作品「レオン」です！

説明不要なのではないかというこの映画ですが、よく知らないという方にあらすじを少しだけ。

ニューヨークで孤独に生きるイタリア系移民のレオンは、プロの殺し屋として、表の顔はイタリアレストランの経営者で、イタリア系マフィアのボスであるトニーを介した依頼を完璧に遂行する日々を送っていた。

ある日、「仕事」帰りのレオンはアパートの隣室に住む少女マチルダと、彼女の顔に父親からの暴力の痕があることをきっかけに知り合う。マチルダは実の父親であるジョセフだけではなく、義姉のジョアンからも虐待を受けており、義母のマージからはまるで関心を向けられず、幼い弟マイケルにしか心を開けない、閉塞感に満ちたまま日常を送っていた。父親に殴られて鼻血を出しているマチルダにレオンがハンカチを差し出す。「大人になっても人生はつらいの？」と尋ねるマチルダに「つらいさ」と答える。

冒頭のあらすじを「Wikipedia」から引用させていただきました。

人それぞれの受け取り方があると思いますが、僕は「レオン」という映画は、超一流の殺し屋であるレオンと、少女マチルダの心の交流を描いたものだと思います。

主人公レオンは超一流の殺し屋ですが、根が地面についていないということが自分と同じだという理由から、鉢植えの観葉植物だけが友達です。

そんなレオンが、あるきっかけからマチルダを助けたことにより、孤独から解放されて行く、、、、、

そんな物語なのではないでしょうか。

人によっては、超一流の殺し屋であるレオンが少女一人に心を惑わされるはずがないとか、冷徹に仕事を遂行する完璧超人のままでいて欲しかったとか、色々な感想を持つようですが、僕は違いました。

きっとレオンは、ずっと孤独だったのではないかと思います。

人間が生きる上で精神的に一番辛いのは「孤独、他者からの無関心」であるという説もあります。

そんな孤独から解放されたいと心の奥底では思っていて、自分でも気づかないうちにマチルダに感情移入していったのかもしれません。

映画「レオン」の主題歌は前回のブログでもご紹介した、スティングの「Shape of My Heart」ですが、この曲の歌詞に「But that’s not the shape of my heart」という部分があります。

ハート型といえば綺麗な「♡」の形が思い浮かぶと思いますが、歌詞の主人公である彼の心（ハート）はその「shape」ではなく、もっといびつな形をしていて、その違いに苦しんでいるのかもしれません。

そのフレーズで「彼の心の葛藤を表現した」と、インタビューでスティング本人は語っていたようです。