【ギター教室】レッスン曲! 〜Shape of My Heart〜
生徒さんの希望曲001~050
こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や秋葉原など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。
本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さんの希望曲紹介のコーナー!
今日はアコギ編、またまた前回に続きスティングの名曲を紹介してみようと思います。
〜Shape of My Heart〜
1993年発表の名曲「Shape of My Heart」です!
映画「レオン」の主題歌にもなった曲で、この曲を聴くとレオンを思い出して泣きそうになる、、、、、といった方も多いですね。
僕もその一人です(笑)
繰り返されるギターのアルペジオが印象的で、とても美しい曲ですね。
ちなみにこの曲はスティングと、スティングの長年のサポートメンバーとしても有名なギタリスト「ドミニク・ミラー」さんとの共作だそうです。
「ドミニク・ミラー」さんがスティングのサポートをつとめているのは、もうかれこれ25年以上でしょうか。
昨日のTV番組「スッキリ!!」にスティングがゲスト出演していた時も、しっかりドミニクさんは一緒でした。
良きパートナーであるのが伺えますね。
そしてこの曲の歌詞も秀逸であると思います。
「カードプレーヤーについて書きたかったんだ。勝つためでなく、何かを突きとめるために賭けをやっている、幸運や運命の中にある神秘的なロジック、科学的でほぼ神聖な法則のようなものを発見するために賭けをやっているギャンブラーについて書きたかった。つまり、この男は哲学者なんだ。尊敬されたいとか金のためにプレイしているのではなくて、ただ法則を知ろうとしている。何かロジックがあるはずだということさ。彼はポーカープレーヤーだから、自分の感情を表現するのは簡単なことじゃない。実際、彼は何も表現しない。仮面を被っているのさ。それはただ一つの仮面で決して変わることはないんだ。」
スティングのインタビューからです。
スティングはしばしば、その賭けの事を「this art」という言葉で表現しています。
真意はわかりませんが、何事も本当の意味で突き詰めると「芸術」の域まで達するということが言いたかったのでしょうか。
超一流の殺し屋である「レオン」にもぴったりの曲なのかもしれませんね。
ギタープレイ的には少し指を開くコードもありますが、慣れてしまえば初心者の方も弾けると思います。
一音一音を大切に、哀愁漂う感じで演奏できるかが大事ですね。
ギターのボイシングも複雑ではないですが、トップノートやベースの動きを意識して作られていて大変美しいです。
そしてこの曲をリクエストされた方なのですが複数おりまして、皆さん曲をフルでというよりはこのアルペジオフレーズのループを弾きたいという方ばかりでした。
この印象的なフレーズは、ヒップホップやR&Bなどのサンプリングやカヴァーで使われたりしましたので、そのことも影響していましたね。
このフレーズが弾きたい!と。
最後に少し紹介してみましょう。
まずは「Nas」の「The Message」です。
そして「Monica」の「Take Him Back」
あと日本では宇多田ヒカルさんの「Never Let Go」という曲で、このモチーフが使われています。
こちらは動画が貼れませんので、ご承知おきを(汗)
聴いてみたい方は探してくださいね!
ということで、いかがでしたでしょうか?
とても良い曲だと思いますので、知らなかったよという方は是非これを機会に聴いてみてくださいね!
それでは本日もありがとうございました!
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