【ギター教室】レッスン曲! 〜One more time, One more chance〜
生徒さんの希望曲201~250
こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や秋葉原など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。
本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー!
今日はアコギ編、これぞ弾き語り!という名曲のご紹介です。
それでは、いってみましょう!
〜One more time, One more chance〜
「山崎まさよし」さんの「One more time, One more chance」です!
(※楽譜はこちらから。ギター弾き語り)
・1曲
・全曲集 vol.1
ドラムやベースなどの楽器が入ったバンドバージョンの音源もありますが、この映像はギター1本と歌のみの演奏です。
それでここまで聴かせてしまうとは、「山崎まさよし」さんが本当に素晴らしいミュージシャンだということがよくわかりますね。
この曲は1997年にリリースされた「山崎まさよし」さんの4枚目のシングルで、山崎まさよしさんの代表曲の一つとなっています。
山崎まさよしさんが主演も務めた1996年の映画「月とキャベツ」の主題歌に起用され、曲自体は1993年頃からあったそうですが、映画公開に併せて発売され、累計売り上げ30万枚を越えるヒット作となりました。
せっかくなので映画「月とキャベツ」の簡単なあらすじを、Wikipediaから引用させていただいてご紹介させていただこうと思います。
人気バンド「ブレインズ」のボーカルだった花火(山崎まさよし)は、バンド解散後東京から離れた田舎で音楽活動から離れキャベツを栽培する生活をしていた。周囲からは音楽活動への復帰を期待されていたが、本人はそんな周囲の声に戸惑っていた。そんなところに、花火のファンであるという謎の少女ヒバナ(真田麻垂美)が現れる。花火とヒバナ、向かい合わせの孤独が呼び合って、ひと夏限りの永遠が始まろうとしていた。
僕は映画も以前見たのですが、この曲のためにある映画といっても過言ではないかもしれません。
ピアノによる演奏ですが、映画本編でも山崎まさよしさんがこの曲を弾き語りされており、歌詞とも相まってそのシーンは本当にグッときます。
もしよろしければ映画もご覧になってみてくださいね。
そして2007年には、去年映画「君の名は」でも話題になった「新海誠」監督の作品「秒速5センチメートル」の主題歌にもこの曲が起用されました。
オリジナル版がシングルベスト「BLUE PERIOD」(2005年9月21日)リリースの際に生産中止となったため、「One more time, One more chance 『秒速5センチメートル』 Special Edition」がリニューアルされて新発売されました。
この作品は山崎まさよしさんの22枚目のシングルとして、2007年にリリースされています。
そしてこの曲のギタープレイです。
ほぼ全編がアコギの指弾きで演奏されていますので、指弾きが必須です。
慣れていない方は少々大変かもしれませんが、速いところはないので、正確に弾けるように少しづつ練習していきましょう!
サビなどの盛り上がる部分はストロークでガツンと演奏しても良いと思います。
バレーコードもそれなりに登場するので、1音1音をしっかりと出せるように気をつけて下さい!
そして何よりも注目していただきたいのはコード進行!
音楽理論の話になるので少々難しい用語が並びますが、クリシェ(同じ和音が長く続くとき、構成音の一つを半音、または全音ずつ変化させていくこと)、セカンダリードミナント、モーダルインターチェンジ(同主調からの借用和音)、同主調転調、などの作曲・編曲技法が満載です。
もちろん技法を使えば良い曲になるわけでは全くないのですが、とても勉強になる曲であることは間違いありません。
この曲をコピーする際は、是非コード進行にも注目していただければと思います!
はい、ということでいかがでしたでしょうか?
山崎まさよしさんのアルバム「WITH STRINGS」ではこの曲にストリングスが加わったライブ演奏を聴くことができます。
最後にこの映像をご紹介させていただいて終わりにしたいと思います。
他にも色々な曲を、アルバム「WITH STRINGS」では聴くことができますので、気に入った方は是非アルバムも聴いてみてくださいね!
それでは本日もありがとうございました!
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