2019年01月13日

【ギター教室】レッスン曲! 〜翳りゆく部屋〜

生徒さんの希望曲351~400

 

こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や武蔵小杉など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

 

本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー!

今日はエレキギター&アコギ編、前回の予告通り今回もエレカシの名曲、というか今回は名カヴァー曲です。

 

それでは、いってみましょう!

 

 

〜翳りゆく部屋〜

 

 

 

「エレファントカシマシ」の「翳りゆく部屋」です!

 

この曲は「エレファントカシマシ」が2008年にリリースした18枚目のアルバム「STARTING OVER」に収録されている曲で、バンドとして初のカバー音源となりました。

原曲は「松任谷由実」さんが1976年に「荒井由実」時代のラストシングルとしてリリースされた「翳りゆく部屋」です。

「翳りゆく部屋」のリリースは松任谷由実さんが23歳の頃でしたが、曲自体は10代の頃にある程度出来上がっていたそうで(恐ろしい10代ですね)、リリース後もベストアルバムなどに何度も収録されるなど、ファンも多い名曲。

1999年にリリースされたトリビュートアルバム「Dear Yuming〜荒井由実/松任谷由実カバー・コレクション〜の中では「椎名林檎」さんがこの曲のカヴァーをされており、その後も「スターダストレビュー」、「つるの剛士」さん、「徳永英明」さんといった様々な方にカヴァーされています。

荒井由実さんの原曲はイントロがバロック調のパイプオルガンで始まり曲中にはエレキギターのプレイがかなり目立ちますが、エレカシのカヴァーはエレキギターはあまり目立たずギターはアコギ主体になっています。

しかしながらピアノの力強い伴奏にオルガンが絡みつき、宮本さんの歌唱と相まってこれ以上ないパワフルなロックバラードに仕上がっていますね。

アコギのサウンドも非常に素晴らしく響いていますし、時折入るオブリも堪りません。

白玉系バッキングのエレキギターがまた良い味を出しており、リズム隊もバランスが良く、「これぞバンドによるカヴァー!」といった感じです。

名曲をまた違った形で生まれ変わらせた楽曲。

せっかくですので荒井由実さんの原曲もご紹介させていただきますね。

是非聴き比べて楽しんでみてください!

 

 

それではエレカシのカヴァーのギタープレイについてです。

この曲をレッスンでリクエストされた生徒さんはアコギでの弾き語りをご希望でした。

オーソドックスなコードストロークをするだけなら比較的シンプルですが、登場するコードの数は結構多いので、ギター初心者の方にはかなり大変かもしれません。

基本的なコードはある程度覚えていて弾いたことがある状態になってからチャレンジする方が、スッと入っていけると思います。

そのままでもバレーコードはあまり出てきませんが、どうしてももう少し減らしたいという方はカポを2フレットにつけて演奏すると良いでしょう。

ただその場合「E」や「Esus4」が高い方のコードになってしまうので、そこは低いサウンドの方が好みだという方はカポをつけない方が良いですね。

好みで選ぶのも良いと思います!

原曲のフレーズのアルペジオやオブリをそのまま演奏したいという方は、耳コピを頑張っていきましょう。(市販の楽譜がなさそうなので)

その場合もコードがヒントになるので、同じコードでも様々なポジションが思い浮かべば耳コピが楽になります。

その状態になっている方はある程度のレベルであるとは思いますが、上手くなるためには必須の、とても重要な基本中の基本ですので、趣味でギターを弾いている方も是非習得できるように頑張っていただければと思います!

習得できれば大きく世界が広がりますので、もちろんレッスンではこのあたりのことも丁寧にお伝えしています!

 

 

はい、ということでいかがでしたでしょうか?

 

同じ曲でも歌い手や演奏、アレンジが変わると全く違う姿を見せるのが面白いですよね。

カヴァーにはカヴァーの良さがあります(^^)

皆さんも、ご自分がお好きな曲のカヴァーがあるかどうかを探してみると、また違った曲の楽しみ方ができるのではないでしょうか?

 

それでは本日もありがとうございました!

 

 

〜無料体験レッスンにも是非お気軽にお越しくださいね♪〜

 

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