2017年05月28日

【ギター教室】レッスン曲! 〜Superstition〜

生徒さんの希望曲151~200

 

こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や中野など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

 

本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー!

今日はエレキギター編、前回に続いてセッションの定番曲をご紹介してみようと思います。

 

それでは、いってみましょう!

 

 

〜Superstition〜

 

 

 

「スティーヴィー・ワンダー」の「Superstition(邦題:迷信)」です!

市販の楽譜はこちらから。原曲とキーが違ったりするみたいなので、ご注意ください。ギター弾き語り用)

https://amzn.to/2Xg3K6T

 

まごうことなき超名曲&有名曲です!

この曲は1972年発売、「スティーヴィー・ワンダー」の15枚目のアルバム「トーキング・ブック」に収録されており、多くの国でシングルカットされ全米チャートでは1位、全英チャートでも11位を記録するなど大ヒットしました。

2004年の「ローリング・ストーンの選ぶオールタイム・グレイテスト・ソング500」では74位にランクインしています。

 

この曲は元々はアルバム「トーキング・ブック」のセッションに参加したギタリスト「ジェフ・ベック」のために、「スティーヴィー・ワンダー」がそのお礼として書いた曲でした。

「ジェフ・ベック」は早速それを自身のバンドのツアーで演奏し始めます。

ちょうどその頃は「ジェフ・ベック・グループ」はメンバーチェンジを繰り返しており、やっとメンバーが「ティム・ボガート(ベース)」、「カーマイン・アピス(ドラム)」に落ち着き、バンド名を「ベック・ボガート&アピス(略してBBA)」とした頃でした。

結成間もないバンドのアンサンブルを煮詰めるためヨーロッパとアメリカで大規模なツアーを行い、その後アルバム制作に入る予定だったそうで、ツアー終了後にはこの曲をBBAのファーストシングルとしてリリースするという計画もあったそうです。

しかしそんな折、先に発売されたアルバム「トーキング・ブック」にこの曲のスティーヴィー自身によるセルフカヴァーバージョンが収録され、先ほども書きましたがカットされたシングルは全米1位になります。

そのことでこの曲は完全に「スティーヴィーの代表曲」になってしまいました。

この1件は、曲が優れていたためスティーヴィーのマネージャーが反対したからだとか、事務所が強引にリリースさせたとか色々言われていますが、スティーヴィー自身はジェフ・ベックに対してこの件を非常に申し訳ないと思っていたようです。

その後の1975年、スティーヴィーはジェフ・ベック初のソロアルバム「ブロウ・バイ・ブロウ(超名作ですよ!)」に「哀しみの恋人達」をお詫びとして提供しました。

「哀しみの恋人達」は今でもジェフ・ベックの代表曲の一つで、「泣きのギターの名作」、「ギターの登竜門の曲の一つ」としても非常に知られています。

 

そしてこの曲はセッションでもド定番!!

曲自体もかっこいいですが、構成もわかりやすくてリフが主体、初心者の方でもアドリブが取りやすいです。

実際のセッションの時にも、全然違う曲のソロの時などにこの曲のリフを弾いて聴いている人をニヤッとさせたり、誰かがこの曲のリフを弾き始めてそれをきっかけにこの曲に移行していく、なんていうことも起こります。

まあそういったことはこの曲に限らずなのですが、この曲の場合はその登場頻度が多いような気がしますね。

この曲も前回までの曲と同じようにセッションの雰囲気をお伝えできればと思いますので、動画をいくつかご紹介してみたいと思います。

 

それでは!

 

 

本家スティーヴィーとジェフ・ベックの演奏です!

ジェフ・ベックのギターソロも楽しめますね。

こんな風にアドリブでソロをとっていければ最高です。

 

 

「BBA」バージョンのものです。

こちらの映像は「ギター雑学:トーキングモジュレーター」の回でもご紹介させていただきましたが、イントロではトーキングモジュレーターを使ってのプレイを聴くことができます。

今では市販もされているトーキングモジュレーターですがこの頃はまだなく、なんとジェフ・ベック本人の手作り!

サウンドへの探究心が伺えますね。

BBAバージョンの楽譜はこちらから)

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「スティーヴィー・レイヴォーン」のバージョンです。

レイヴォーン節が炸裂していますね。

「前へ!前へ!」と言わんばかりの豪快な勢いのあるプレイです!

こういったギターが前面に出たものもまた個性があって良いですね。

 

(本編は0:52頃〜)

 

そして最後に前回もご紹介した「Josh Smith」さんと、「Eric Gales」さんによる演奏です。

これが一番実際のセッションに近い、、、、、というか実際のセッションですね。

ソロ回しは3:35あたりから、ギタリスト2人の個性の違いが楽しめます。

10分を超える演奏ですが、セッションだと各楽器がソロ回しを行うことが非常に多いため、10分を超えることはザラだったりします。

ソロの流れをきっちりとイメージして、盛り上がる部分を作ったり、聴いてくれている人に楽しんでいただけるプレイを心がけていきましょう!

これだけ弾ければ間違いなく人気者になれます(笑)

 

 

はい、ということでいかがでしたでしょうか?

 

今回も動画が多めでしたが、楽しんでいただけましたか?

色々なものを参考にしつつ、より良いプレイができるように頑張って練習していきましょう!

 

それでは本日もありがとうございました!

 

 

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