【ギター教室】レッスン曲! 〜くじら12号〜
生徒さんの希望曲351~400
こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や秋葉原など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。
本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー!
今日はエレキギター編、3回続けてジュディマリの曲のご紹介です。
それでは、いってみましょう!
〜くじら12号〜
「JUDY AND MARY」の「くじら12号」です!
(※楽譜はこちらから)
・アルバム
・ベスト
いや〜、この曲も素晴らしいですね!
ゴチャッとしたお祭り騒ぎ的な面と、果てしなく爽やかな面をあわせ持つ名曲です。
静と動を絶妙に使い分けるベースライン、それに絡むギター、ドラムも金物の響きが最高で、特にサビのライドシンバルはもうずっと聴いて入られますね。
歌はもちろん、聴きどころ満載の曲なんです(^^)
この曲は1997年2月21日に「JUDY AMD MARY」の11枚目のシングルとしてリリースされた曲で、タイトルの中にある「12号」の意味は「サッカーの背番号のうちサポーターナンバーとされる背番号の12から由来しており、サッカー日本代表の応援歌という意味がある」と作曲者のTAKUYAさんが述懐しておられます。
サビで印象的な歌詞の「太陽」は日本のことで、「ドルフィンキック」もクジラを食べる日本人のキックという意味があるそう。
ちなみに、「クジラなのにドルフィン?」と思われる方もいらっしゃると思いますが、Wikipediaによると「生物分類上はイルカとクジラに差はない」そうです。
豆知識ですよね。
僕は知らなかったので、驚きました(笑)
成体の体長でおよそ4mをクジラとイルカの境界と考えることが多いそうですが、これは定義ではないようです。
う〜ん、深い。
ですので、クジラがドルフィンキックというのは正式な表記なんですね!
これは今にもゴールを決めてくれそうです!
「サッカーの応援」というテーマを、独創的な歌詞と天才的な表現力でまとめ、素晴らしい高揚感とともに聴かせてくれる名曲ですので、是非歌詞にも注目して聴いてみてくださいね!
それではこの曲のギタープレイです。
イントロはアルペジオから始まり、チョーキング混じりの単音フレーズへと移行します。
ここのチョーキングは原曲のように、派手に、鋭く弾いていきましょう!
具体的にはジャキジャキした音色を作り、ピッキングを強くし、チョップを混ぜて豪快にチョーキングします。
レッスンだと実演できるのですが、文章は難しいですね(^^;;
その後は「C7」コードでスライドを織り交ぜつつのプレイ、この曲はこういったカッティング、あるいは単音カッティングフレーズがキモになります。
ジュディマリの曲のギターはカッティングがキモになることがほとんどですが、この曲は大部分がそうなので、さらに重要度が増します。
右手を豪快に振ること、弾く弦をしっかりと定められること、左手で余分な弦をミュートできることなど、重要な要素が満載ですので、全て完璧に行えることを目指してください。
Aメロではボーカルやベースラインの合間を縫うように演奏されるギターフレーズが多いので、リズムの間を意識して、ジャストなタイミングを狙っていきましょう!
慣れてくれば、ものすごく気をつけて狙わなくても自然とジャストなタイミングにハマるようになってくると思いますので、それを目指してくださいね!
サビは基本的なコードストロークですが、「ドルフィンキックで〜〜」のところでピッキングハーモニクスのチョーキングがありますので、ミスらないように気をつけましょう。
ラストはイントロのように同じく「C7」コードでのカッティングですが、ボイシングが変わります。
「C7」コードのネタ、ポジションの一つとして、他の7thコードでも応用が利くように覚えておくと役立ちますよ!
最終的には余裕で演奏できるようになっていただいて、最初のご紹介させていただいたライブ映像のようにノリノリで演奏できるように頑張っていただければと思います!
はい、ということでいかがでしたでしょうか?
今のところ、レッスンで実際に取り扱ったジュディマリの曲はこれで最後なのですが、僕としましては他の曲もまだまだご紹介したいので、是非リクエストお待ちしています(笑)
ジュディマリ好きの方も、これをきっかけに興味を持たれた方も、お気軽にご相談ください!
もちろん他のアーティストさんの曲でもOKですよ〜。
それでは本日もありがとうございました!
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