2019年03月19日

【ギター教室】レッスン曲! 〜Get Back〜

生徒さんの希望曲351~400

 

こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や府中など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

 

本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー!

今日はエレキギター編、久しぶりに「The Beatles」の曲のご紹介です。

 

それでは、いってみましょう!

 

 

〜Get Back〜

 

 

 

「The Beatles(ザ・ビートルズ)」の「Get Back」です!

楽譜はこちらから)

・バンドスコア

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・ギター弾き語り

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かなり有名な曲ですので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?

1969年4月11日にイギリス、1969年5月5日にアメリカ、1969年6月1日には日本でリリースされた「The Beatles(ザ・ビートルズ)」の19枚目のオリジナルシングル曲です。

ジョンレノンがリードギターを担当している曲でもあり、これはビートルズの楽曲の中でも比較的珍しいこと。

また、ビリー・プレストンがエレクトリックピアノで参加しており、曲のクレジットも「ザ・ビートルズ・ウィズ・ビリー・プレストン」となっています。

この鍵盤がまた良いんですよね。

アメリカで200万枚以上、イギリスで60万枚のセールスを記録している作品で、全世界では1,000万枚を売り上げ、ビルボード誌では1969年5月24日に週間ランキング第1位を獲得

イギリスのミュージック・ウィーク誌では、6週連続最高位第1位を獲得しています。

 

ビートルズ後期に製作された曲であり、ある意味この作品がバンドの解散を決定付けたのかもしれません。

今回どうやってまとめようか迷ったくらい、いっぱいエピソードがある曲です(^^;;

ちょこちょこ引用を混ぜながら書いていきたいと思います。

まずはWikipediaから、

 

「アルバム「ザ・ビートルズ」の制作中に露見したメンバー間の音楽性の違い、様々な軋轢、録音技術・機材の発達に伴い個別作業が増えたことによるすれ違い等、この時期のビートルズは重大な危機を迎えていた。
そんな状況を危惧したポールが、「もう一度原点に戻ってやり直そう」と他のメンバーに呼びかけてスタートしたゲット・バック・セッションの中で作られた曲である。」

 

曲の歌詞の中に登場する「ジョジョ」とはジョンレノンのことであり、ジョンに対して「Get Back(帰ろう、帰ってこいよ、戻っておいで、など)」とポールが歌っているという解釈もあったり、ジョン個人ではなくメンバー全員に対して呼びかけているという解釈もあったり、聴く人によっても意見が分かれるところのようです。

続いて「ゲット・バック・セッション」について、Wikipediaから。(ちょっと長いです)

 

「1969年1月に行われた「ゲット・バック・セッション」はレコーディング風景やライヴ・セッションをドキュメンタリーとしてフィルムに記録し、レコーディングしたもので、後に映画『レット・イット・ビー』として劇場公開され、アルバム『レット・イット・ビー』としてリリースされたが、ビートルズ末期の人間関係を窺い知ることの出来る重要な記録となっている。

このセッションは、もともとポール・マッカートニーの発案で行われた。
ビートルズは1966年にコンサート活動を停止した後、1967年発表のアルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』で揺るぎない評価を得たが、その後マネージャーのブライアン・エプスタインが死去してからはバンドとしての結束が希薄になっていき、このセッションの前年に発売されたアルバム『ザ・ビートルズ(ホワイトアルバム)』では、各メンバーが自分の作った曲を自分だけで(あるいはメンバー以外のミュージシャンを参加させて)録音するというパターンが増え、さながらソロ作品の寄せ集めのようなアルバムとなった。
こうした状況に危機感を覚えたポールはひとつの解決策として自分たちがバンドとして一体になっていたころの原点に戻る(ゲット・バック)ために、昔どおりに「観客を前にしたコンサート」を行なうことを提案した。
しかし、他のメンバーは興味を示しはしたものの、すぐに規模や内容、開催時期について意見の食い違いを見せる。
最終的には「スタジオでのコンサートを収めたテレビ番組を作る、そのためにいくつかの新曲を用意し、曲を仕上げていく過程も収める、コンサートで演奏するという前提で、新曲は複雑な編集作業を伴わないシンプルなものにする、音源はレコードとして発売する」ということで合意した。

1969年1月2日、トゥイッケナム映画撮影所でリハーサル・セッションが開始された(映画撮影所に録音機材を持ち込んで録音スタジオに仕立てた)。
しかしセッションが進むにつれて様々な問題が露呈し、1月10日にはジョージ・ハリスンがビートルズ脱退を宣言してスタジオを出ていってしまう。
その後4人の間で何度か話し合いが持たれ、1月20日からは彼らのアップルの社屋ビルに場所を移し、「次のアルバム(タイトルは、最も出来が良いと思われていた曲から取って”Get Back”になる予定だった)のレコーディング・セッション」としてレコーディングが開始された。
また、ジョージ・ハリスンがバンド内の緊張状態を和らげるためにキーボーディストで旧友のビリー・プレストンを参加させた。

ビリー・プレストンの参加によりメンバー間の緊張も和らぎ、アップルでのセッションは比較的順調に進んだ。
そして、1月30日にアップルビルの屋上で事前予告なしに公開ライヴが行われた後、1月31日にスタジオ・ライヴが行われ「ゲット・バック・セッション」は一応の終りを迎えた。

このセッションで撮影・録音された膨大な映像・音源は、(シングルとして発売された一部の音源を除いて)しばらくの間発表されることはなかったが、アルバム『アビイ・ロード』の発売後、1970年に映画『レット・イット・ビー』、アルバム『レット・イット・ビー』として世に出ることになった。

ただしこれらの作品は、後からかなりの編集を施されたものである。特にアルバム『レット・イット・ビー』は1970年1月に追加録音されたあと、プロデューサーのフィル・スペクターに託され3月23日から4月2日にかけて再制作された。
フィル・スペクターはアルバム”Get Back”の本来のコンセプトであるオーヴァー・ダビングをしないという方針を破棄し、セッション・ミュージシャンによるオーケストラやコーラスをオーヴァー・ダビングして完成させた。
2003年にリリースされたアルバム『レット・イット・ビー…ネイキッド』には、フィル・スペクターによる編集のないヴァージョンを聴くことが出来る。」

 

といったものです。

ちなみに「アップル」とは、1967年にビートルズが自らの財産を運用するために設立した会社「アップル・コア」のこと。

こちらに関しても少しWikipediaから。

 

「アップル・コア」は音楽だけでなく映画や芸術等の傘下7部門を持つ巨大な企業であったが、経営に関して全くの素人であるビートルズの4人が会社をコントロール出来るはずもなく、結局成功したのはレコード部門だけ。
ジョン・レノンは設立後間もなく「会社は半年で無一文になるだろう」と語ったという。
アップルはその資金を浪費し続け、会社の事業として創り出された作品のレベルは満足行く物ではなく、多くのフラストレーションとメンバー間の反目の原因となった。」

 

とのこと。

また、先ほどから赤字で記載させていただいた事柄が、バンドの解散を決定的なものとしました。

これらのことを詳しく紹介しているブログを発見しましたので、ご興味がある方は是非ご覧になってみてください。

 

〜ザ・ビートルズ「ゲット・バック」(1969)。。ロック史上最も有名な幻のアルバムのファースト・ミックス。〜

〜ザ・ビートルズ「ゲット・バック」(1969)Part2。。2度制作されながら幻となったアルバムのセカンド・ミックス。〜

 

本当に色々なことがあったんですね。

 

それではこの曲のギタープレイについてです。

原曲にはエレキギターが2本レコーディングされており、リードパートとバッキングパートに分かれていますが、どちらもそれほど難しくはありません。

ギター初心者の方も十分にチャレンジできる難易度です。

ブルースを基調とした定番のパターンなので、是非その雰囲気を楽しんでくださいね。

バッキングパートは8分音符をダウンアップのオルタネイトピッキング(ストローク)で、リードパートは8分音符を基本的に全てダウンピッキングで弾いていくと感じが出るでしょう。

リードパートには16分のフレーズが出てくるので、ここだけは少し速く感じるかもしれませんが、これも頑張れば初心者の方も克服できると思います!

ギターに慣れている方は、是非アドリブをとってみましょう。

原曲のリードフレーズは、ギターソロでは最初の「A」コードのところで「Aメジャーペンタトニックスケール」、「D」コードのところで「Dメジャーペンタトニックスケール」、次の「A」コードのところでは「Amペンタトニックスケール」といった感じで展開されており、ブルーノートも少し混ざります。

アドリブにも慣れていると、ここら辺のスケールチェンジも全く問題なくできる当たり前のことなのですが、アドリブ初心者の方はこれだけでもかなり苦戦するでしょう。

僕もそうでしたし、みんなそうですので、少しづつ慣れていっていただければと思います!

楽しく演奏できるように頑張ってください!

 

 

はい、ということでいかがでしたでしょうか?

 

次回もこの流れで「ビートルズ」の曲をご紹介させていただこうと思います。

次はどの曲がくるか、ご期待ください!

 

それでは本日もありがとうございました!

 

 

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