【ギター教室】レッスン曲! 〜バグパイプ〜
生徒さんの希望曲201~250
こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や秋葉原など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。
本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー!
今日はエレキギター編、昨日に続いて「RADWIMPS」の曲をご紹介してみようと思います。
それでは、いってみましょう!
〜バグパイプ〜
「RADWIMPS」の「バグパイプ」です!
(※楽譜はこちら)
この曲も昨日ご紹介させていただいた曲「おしゃかしゃま」と同じく、2009年にリリースされた「RADWIMPS」のメジャー3枚目、通算5枚目のアルバム「アルトコロニーの定理」に収録されている曲です。
歌詞は全編英語ですが、過去に交際していた恋人への未練や苦悩、決別を歌った内容になっています。
「バグパイプ」とは楽器のことで、「最初のフレーズがバグパイプっぽいね」とテックの人に言われたことから、この曲のタイトルが名づけられたそうです。
皆さんは「バグパイプ」をご存知ですか?
日本ではあまり馴染みのない楽器かもしれませんが、スコットランド、アイルランド、スペイン、ポーランド、トルコなどの幅広い国々に独自のものが存在する民族楽器です。
僕は以前、日本で数少ないプロ・バグパイプ奏者の方とステージをご一緒させていただいたことがあるのですが、音の大きさにまず驚きました、
ギターなどはアンプを通してガンガンに鳴らしているのに、バグパイプは楽器単体でそれに負けないというか、むしろたやすく勝ってしまうほど音が突き抜けて響いていきます。
独特な音色も魅力的な楽器ですが、音の大きさでも知られる楽器です。
バグパイプの演奏動画を一つご紹介させていただきますので、もしよろしければご覧になってみてください。
ビックリしないように、音量には注意してくださいね。
そしてこの曲のギタープレイです。
曲は印象的なギターの単音フレーズからスタートします。
Cメジャースケールで演奏されているフレーズで、「バグパイプっぽい」といえば、ぽいかもしれませんね。
テックの方もおそらく気軽に「バグパイプっぽいね」と言ったでしょうに、それがまさか曲のタイトルになってしまうとは(笑)
遊び心も感じますが、バグパイプという楽器は戦争の戦闘の際、兵士の士気を高めるために演奏され、味方を鼓舞するという役割も担います。
勝手な想像ですが、もしかするとこの曲にも、過去と決別する勇ましい気持ちが込められているのかもしれません。
曲全体でいえば、このイントロのフレーズが一番弾きやすいのではないでしょうか。
曲を通して16分音符だらけなので、オルタネイトピッキングを崩さないようにしっかりと演奏していきましょう!
Aメロはブリッジミュートを使ったコードプレイです。
ここもほとんどが16分音符ですし、弾く弦も飛ぶので慣れないと難しいと思いますが、間違った弦を弾いてしまわないように最初はテンポを遅くするなどして少しづつ慣れていってください。
その際、無理に追いつかせようとしてピッキングが弱くなってしまわないように注意です。(原曲はかなり力強いピッキング)
サビはプリングを多用したフレーズで、移動は少なくフレーズはわかりやすいのですが、指を開く場面が多いです。
最大、8フレット(人差し指)を押さえたまま13フレット(小指)まで開きますので、最初は大変だと思いますが頑張って下さい!
ここは左手の親指をネックの上ではなく、ネック裏の中心辺りにそえるフォーム(クラシックフォーム)で弾いていきましょう。
そうすると指が開きやすくなるはずです!
このフォームがちゃんとできるようになれば、手が小さい方でも8フレットから13フレットくらいは問題なく開けるようになりますので、是非少しづつでも習得していっていただければと思います!
ギターソロはイントロのフレーズを応用した、流れるようなソロです。
ここでも最重要なのはオルタネイトピッキングですので、流れを止めてしまわない様、さらっと弾けるようになるまで練習していってくださいね!
「RADWIMPS」の楽曲の特徴でもある、ギター同士の絡みにも注目です!
はい、ということでいかがでしたでしょうか?
昨日に続いて「RADWIMPS」の曲をご紹介させていただきましたが、続けて同じアーティストさんの曲をご紹介させていただいた方が興味が深まるのではないかと思いますので、次回も「RADWIMPS」の曲をご紹介させていただこうかと思います。
少し難しい曲が多いですがギターも特徴的ですし、弾けるようになると楽しいと思いますので、是非色々な曲にチャレンジしてみてください!
それでは本日もありがとうございました!
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