2019年04月09日

初心者向けエレキギター&アコギ練習曲まとめ 〜その43〜

初心者向け ギター練習曲

 

こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や中野など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

 

本日は約半年ぶりの「初心者向けエレキギター&アコギ練習曲 まとめ」のコーナー!

久しぶりですので、まず始めに、このコーナーのコンセプトを書かせていただきますね。

 

このコーナーは今までに「教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さんの希望曲紹介」のコーナーでご紹介させていただいた曲の中から、初心者の方にも優しい比較的難易度の低い曲を何曲かまとめてご紹介させていただくというものです。

注意点としてこれも毎回書いていますが、比較的難易度が低いとは言ってもプロが演奏しているものなので、最初からスイスイ弾けますよというわけではありませんので、そこはご注意ください。

前回までと同じく1曲ごとの詳しい紹介は「教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さんの希望曲紹介」のコーナーで書かせていただいていますので、もし曲にご興味を持っていただいた場合はそちらの記事も是非読んでみてくださいね!

 

ということで、いってみましょう!

 

 

〜ワタリドリ〜

 

 

 

「[ALEXANDROS](アレキサンドロス)」の「ワタリドリ」です!

楽譜はこちらから)

・1曲

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・アルバム

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・ギター弾き語り

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「アレキサンドロス」を知らない方も、この曲はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか?

CMやテレビ番組のBGMなどでも使用され、知名度もものすごく高い曲です。

原曲はカポを2フレットにつけてのプレイで、アコギのバッキングが1本とエレキギターが2本ほどレコーディングされています。

バッキングとリードの計2本ギターがあればほぼ完璧に再現できますが、上手く組み合わせれば1本でもある程度は形にできますので、ギターにある程度慣れている方は是非チャレンジしてみてください。

バッキングパートは16分のコードストロークで、カポを2フレットにつければバレーコードは出てこないので、初心者の方でも挑戦しやすい曲だと思います。

ただ、曲のテンポが「♩=135」で、それの16分ストロークですので、原曲のスピードで滑らかに弾くにはそれなりの練習と年季が必要です。

最初はテンポを遅くするなどして、じっくりと取り組んでいってください!

リードパートはイントロからキャッチーなギターリフ。

これも初心者の方、あるいは単音フレーズに慣れていない方の練習にもぴったりの難易度ですので、ギターを始めたばかりの方にも嬉しいですね(^ ^)

つまらず、かといって速くなったりせず、リズムをしっかりと取ってスムーズに演奏できるようにしましょう!

歌中はアルペジオや、パワーコードでのコード弾きで、これもそれほど難しくはありません。

唯一、2コーラス目のAメロでは16分の単音フレーズが一瞬出てきますので、それが一番難しいと思いますが、厳しいようならフレーズを変えたり少し簡単にするなどして、弾けるようなレベルになるまでは省略してしまっても良いと思います(^^;;

あとはエレキ、アコギ、どのパートにも言えることですが、16ビートをしっかりと意識して刻み、16裏をきっちりと感じられる(又、感じさせる)ことを目指して下さい!

曲のラストには「4/4拍子」と「3/4拍子」が交互に切り替わるセクションがありますので、この部分もリズムに気をつけて、ラストを完璧にキメていきましょう!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター&アコギ編 〜ワタリドリ〜

 

 

〜Can You Feel Like I Do〜

 

 

 

「ELLEGARDEN(エルレガーデン)」の「Can You Feel Like I Do」です!

楽譜はこちらから)

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ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが、この曲は「エルレガーデン結成後、初めて完成した曲」という記念すべき1曲なのです。

「エルレガーデン」というバンドは、この曲から始まったと言っても良いのかもしれません。

原曲にはエレキギターが2本とアコギ1本がレコーディングされていますが、アコギパートはエレキで代用が可能です。(実際にエルレもライブではエレキで演奏しています)

ただ、歪ませすぎの音は合わないと思いますので、具合は調整していきましょう。

基本的にはアルペジオとコードストロークに分かれますし、どちらもわかりやすいパターンなので、ギター初心者の方も十分にチャレンジしていける難易度です。

特にアルペジオパートは、フォームが一切動かずに3音を鳴らす同じフレーズの繰り返しなので(それが良いのですが)、弾くだけならかなり楽です。

是非、チャレンジしてみてください!

そしてこの曲には長いギターソロがあります。(約1分間)

ギターにとっては、このソロをいかに良く演奏できるかが大きなポイントになるのですが、これだけはギター初心者の方は難しいと思います(^^;;

しかしながらやってみないことには何事も始まらないので、是非取り組んでみましょう!

チョーキング、ダブルチョーキング、ビブラート、スライド、ハンマリング、プリング、、、などのギターの王道テクニックが全て登場し、抑揚も意識しないとこういったサウンドにはなりません。

さらに♩=80代後半ほどのテンポで、フレーズは16分音符が中心になっているので、基本的な速さが安定しているかのチェックにもなります。

同じスライドやチョーキングといったテクニックでも、タメたりタイトに弾いたりと、イメージ通りに抑揚がつけられるようにしてください。

ご自身のレベルチェックにもぴったりの曲だと思いますよ!

ギターにある程度慣れている方は、アドリブなどの参考にもしてみてください。

基本的には「Amペンタ(Cメジャーペンタ)」や「Amスケール(Cメジャースケール)」で演奏されているギターソロで、フレーズの組み立て方も王道中の王道だと思います。

教科書的なギターソロで、アドリブ入門にはものすごく最高な教材でもあると思いますので、是非スケールの使い方なども研究してみてください!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜Can You Feel Like I Do〜

 

 

〜My Favorite Song〜

 

 

 

「ELLEGARDEN(エルレガーデン)」の「My Favorite Song」です!

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曲自体ものすごく良いですが、イントロが素晴らしいですね!

インパクトが強烈で、一瞬でサウンドの虜になります。

まさに神イントロ。

その後に続くのも、キャッチーなメロディー、英詞ながらも覚えやすい歌詞、ラストに向けて盛り上がる構成やリズムのキメなど、心を奪われるポイントが満載です。

珠玉の一曲と言えるでしょう。

原曲にはエレキギターが2本レコーディングされていますが、内1本はイントロやサビをコード弾きしているくらいなので、1本でもある程度は再現が可能です。(もちろんサウンドは薄くなりますが)

リードパートはギター初心者の方には少々難しい部分もありますが、バッキングパートは練習次第でなんとかなるのではないでしょうか。

一人で演奏する場合は、できるだけ再現度が高くなるように、重要な部分をうまく組み合わせていきましょう。

インパクトがものすごいイントロは、コード的には「D」ですが、通常の「D」コードを弾いてもこのサウンドにはなりません。

6弦5フレットの「A(ラ)」音、5弦5フレットの「D(レ)」音、4弦4フレットの「F#(ファ#)」音で構成されており、「ラ」の音が一番低い音になっています。

先日、このブログの「ギター音楽理論講座〜5弦ルートのコード〜」で、「下の5度の音を加えてサウンドを太くしたい場合」という説明をさせていただきましたが、これがそれに該当します。

ですので、サウンドがバッチリ重くなっているんですね。

要チェックです!

そして間に入る単音は3弦5フレットの「C(ド)」の音ですので、イントロのコードは「D7」と言っても良いかもですね。

普通に弾くだけではこんなにインパクトは出ませんので、単音カッティングのように不必要な弦はすべてミュートして、豪快にピッキングしていきましょう!

その後はブリッジミュートやオクターブ奏法、アルペジオなどの基本的なテクニックが続きますが、どれも重要ですので堅実に弾けるように練習していただければと思います。

サビはリードパートは少しストレッチするコードプレイになっており、手が開くかがまず重要なところも出てきます。

最初はきつく感じるかもしれませんが、少しづつ指の間隔も柔軟になってきますので、焦らずじっくりと取り組んでいきましょう。

規則性があまりないので少し覚えにくいフレーズですが、頑張っていただければと思います!

エルレガーデンファンの方は特に、是非コピーしてみていただきたい曲です!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜My Favorite Song〜

 

 

〜Middle Of Nowhere〜

 

 

 

「ELLEGARDEN(エルレガーデン)」の「Middle Of Nowhere」です!

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6/8拍子のこのグルーヴ、テンション感がたまらない名曲で人気も非常に高く、ライブで演奏されることも多い曲です。

ギタープレイは非常にシンプルなプレイが多く、速いフレーズと言っても曲ラストのオクターブ奏法くらいです。

6/8拍子にきっちりとノッていければ、演奏自体はそれほど難しくはないでしょう。

ただ、この曲は雰囲気、盛り上がりが非常に重要な曲で、どう流れを持っていくかやサウンドの強弱、音の抜き差しなど、意識するべき点が山のようにあります。

「強い音、弱い音」「ハッキリした音、滑らかな音」と言った単純なくくりではなく、全体のアンサンブルが大事。

一つの壮大な物語を紡いでいくような気持ちで曲全体の流れをコントロールし、全ての楽器の音とテンションを感じ取り、それに寸分違わずハマる様なサウンドを常に出せる様にしていただければと思います。

自分一人、ギター一人ではなく、本当に全体の呼吸が大事です。

これが少しでも崩れると、この曲の絶妙なヒリヒリ感は一切出てきません。

フレーズをただ弾くことよりも何倍、何十倍も難しいですが、周りの音をよく聴いて、それを感じ、バンド全体のサウンドを構築していきましょう。

ライブでは間奏がギターソロになったりもしますが、このテンションやヒリヒリ感はライブの方がわかりやすいと思いますし、感じ取れると思います!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜Middle of Nowhere〜

 

 

〜ファントムバイブレーション〜

 

 

 

「キュウソネコカミ」の「ファントムバイブレーション」です!

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皆さんは「幻想振動症候群(げんそうしんどうしょうこうぐん)」という言葉を聞いたことはありますでしょうか?

「携帯電話などのバイブレーション機能による着信通知を日頃から気にかけている人が、着信がないにもかかわらず、携帯電話が振動したかのように錯覚する現象。振動に対して脳が過敏に反応することで起こるとされる。原因として、心的ストレスとの関連性が指摘されている。」

この現象のことを「幻想振動症候群(げんそうしんどうしょうこうぐん)」、または「ファントム振動症候群(ファントムしんどうしょうこうぐん)」、「ファントム・バイブレーション・シンドローム」、「ファントムバイブレーション症候群」とも言うそうです。

そんな現代病をテーマにした楽曲。

基本的にはオーソドックスなコードプレイが多く、フレーズもわかりやすいものばかり。

ある程度ギター初心者の方でもチャレンジしていける難易度の曲でしょう。

ただ、バレーコードは非常に多く登場しますので、そこは克服しているくらいのレベルは必要です。

右手のストロークパターンも基本的なものですが、空ピッキングをしっかり入れるという点と、ブラッシングの所はきっちりとメリハリをつけるという点は、気をつけてください!

ブラッシングはダウンピッキングの位置に来ることも多いので、右手で止めていくのも良いでしょう。

それさえしっかりとできれば、あとは要所に入ってくるオクターブフレーズをこなすだけです。

こちらも余計な弦のミュートに気をつけて、ノリ良く聴かせられるように練習していただければと思います!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜ファントムバイブレーション〜

 

 

はい、ということでいかがでしたでしょうか?

 

「教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー」がまた50曲たまりましたので、しばらくはこの「初心者向けエレキギター&アコギ練習曲 まとめのコーナー」を更新させていただこうと思います。

 

それでは本日もありがとうございました!

 

 

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