2017年05月22日

【ギター教室】レッスン曲! 〜哀愁のヨーロッパ〜

生徒さんの希望曲151~200

 

こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や中野など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

 

本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー!

今日はエレキギター編、ここのところロックの定番曲的なものを多くご紹介してきたので、今日もその流れを少し汲んでギターで有名な曲をご紹介してみようかと思います。

 

それでは、いってみましょう!

 

 

〜哀愁のヨーロッパ〜

 

 

 

「サンタナ」の「Europa (Earth’s Cry Heaven’s Smile)(邦題:哀愁のヨーロッパ)」です!

楽譜はこちらから)

https://amzn.to/2FFs6fQ

 

この映像はYOUTUBE上でしか見れないようなので、是非リンク先で見てみてください!

きっと誰もが聴いたことのある曲だと思います。

 

この曲は1976年の「サンタナ」のアルバム「Amigos」に収録されており、特にこの曲は日本で人気を博し、独自企画のシングルとしてもリリースされました。

無名時代の「サンタナ」を見初めたプロモーターの「ビル・グラハム」は、1975年にバンドのマネージャーとなり、「カルロス・サンタナ」に明快なラテン・ロックへの回帰を勧めたそうです。

その結果、このアルバム「Amigos」はサンタナ名義の作品としては4年ぶりに、全米トップ10にランク・インすることとなりました。

ちなみに誤解されている方も意外と多いのですが、「サンタナ」はバンドです。

フロントマンのギタリストが「カルロス・サンタナ」で、会話や文章の中で「サンタナ=カルロス・サンタナ」を指すことも多いが故に勘違いしやすいんですね。

しかしバンド「サンタナ」がデビュー間もなくほぼ無名だった頃の1969年、あのウッドストックフェスティバルに登場した時は衝撃的でした。

登場した時はと言っても僕はその頃全然生まれてもいないのですが(汗)

今、音で聴いても映像で見ても、素晴らしいと思います。

 

 

いや〜、やばいですよね。

この演奏を10代後半〜20代前半くらいのメンバーがしているのですから。

本当にとんでもないと思います。

そりゃあ話題になるわという感じですね。

ということで「ビル・グラハム」が勧めたラテン・ロックへの回帰は成功だったのではないかと僕は思います。

このアルバムには他にもアメリカでシングルカットされ全米77位になった「Let It Shine」や「Gitano(邦題:ジプシー仲間)」といった曲も収録されていますので、気に入った方は是非アルバムを聴いてみてくださいね!

楽譜はこちらから)

https://amzn.to/2RI2fbB

 

 

 

そしてこの曲「哀愁のヨーロッパ」のギタープレイです。

リードフレーズだらけの、完璧にギターがメインとなっている曲ですね。

初心者向けではありませんがフレーズを弾くだけならそこまで難しいフレーズは出てこないので、ギターをある程度ちゃんと弾いている方にはそんなに難しくないかもしれません。

ですが邦題にも「哀愁の」とついているように、本当に難しいのは「ニュアンス(表現)」です。

僕はこの曲をギター歴3年ほどの高校生の頃にコピーしたことがあるのですが、当時はハードロックやメタルにハマっていて、「速くなければギターじゃない!!」病をこじらせていました(笑)

この病は特に若い時結構こじらせる人が多いのですが(笑)、御多分に洩れず僕も見事にこじらせていまして、この曲をコピーした時も「なんだ、ものすごく難しいわけじゃないんだ」と思っていました。(もちろんニュアンスには気をつけていました)

ですがギター歴も長くなり、音楽も色々なものを聴いてきて、年齢も重ねてくるとですね、この「哀愁」が身にしみてくるわけです。

当時を振り返るとフレーズをただ弾いていただけで、「何にもコピーできていなかった」なあと思います。

というわけで「ニュアンス」が超重要な曲ですので、本当に難しいことですが「聴いた人に哀愁を感じさせることができるようなプレイ」を目指していただければと思います!

原曲の場合、曲の後半にはワウペダルを使いながらの速弾きフレーズが登場しますので、そこは弾くだけでも難しいかもしれません。

 

 

はい、ということでいかがでしたでしょうか?

 

この曲はコード進行がループであるということからも、セッションで使われることがあります。

セッションに行ってみたいという方や、色々なアドリブに挑戦してみたいという方にもオススメの曲かもしれませんね。

 

最後にこの曲のライブ映像をご紹介してみたいと思います。

もはや「カルロス・サンタナ」のギターは伝統芸能、国宝級です。

大げさではなく、1音聴いただけですぐにサンタナだとわかるギターの音色やフレーズは誰にも真似できるものではありません。

 

そこにも注目して観ていただければと思います!

 

 

〜無料体験レッスンにも是非お気軽にお越しくださいね♪〜

 

 

 

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