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東京、池袋を中心に、新宿や中野など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

 

本日は「ギター楽譜の違い 〜バンドスコアとギター弾き語り〜」ということで、ギターの楽譜の違いについてご説明していこうと思います!

「ギター1本で伴奏をしたい」のか「CD通りのギターフレーズが弾きたい」のかなど、用途にあった楽譜を選んで購入していく必要があります。

それを間違うと、

「あれ?弾きたかったギターフレーズが書いていない、、、、、(汗)」

ということにもなりかねません(^^;;

僕も初心者の頃は何度かやってしまいましたから(笑)

 

楽譜を買い間違えてしまわないように、しっかりと知識をつけていきましょう!

 

 

 

〜ギター楽譜の種類〜

 

 

 

それでは楽譜の種類からいきましょう。

ギターの楽譜は大きく分けて「バンドスコア」と「ギター弾き語り」という2種類のものに区別することができます。

 

まずは「バンドスコア」。

がどういうものかというと、ギターだけではなく、ボーカル、コーラス、ベース、ドラム、キーボードなど、実際のCD(曲)に収録されているパートが全て採譜されているものになります。

ページやスペースの都合などで省略されてしまうパートがあったりする場合はありますが、先ほど挙げたパートはほぼ間違いなく採譜されており、それぞれの楽器がバラバラではなく段分けしてまとめて書かれているので、一度にその曲の全体を把握できるようになっています。

どのパート(楽器)の人も見る楽譜(スコア)ということですね。

そして1曲の中には、ギターはダビングされてパート分けされているのが普通です。

エレキギターだけでも2本くらいは入っているのが当たり前ですし、場合によってはギターが5パートくらいになっている曲もあります。

とはいえ、通常メインになっているのはバッキング(伴奏)パートとリードパートの合計2本なので、ギターが2人いる場合は相談してどちらを弾くかを決めれば良いですし、ギター1人で再現する場合は完全再現は曲によっては難しいと思いますが、パートにこだわらず重要なフレーズだけを選んで演奏すれば良いと思います。

バッキングをしてソロを弾いて、バッキングをしてソロを弾いて、、、、、と忙しくはなりますが、どんな曲でもある程度はギター1人で再現できますよ!

ちなみにギターが入っていない曲の場合には、ギターはもちろん何も書かれていません。

音符でも表されていますが、ほぼ必ず「TAB譜」でも採譜されている楽譜です。

 

次に「ギター弾き語り」。

こちらはバンドスコアと違って、ギター1本で演奏を成立させられるようにアレンジされた楽譜になります。

書かれているのは多くの場合、歌詞とメロディ、バッキング(伴奏)のギターです。

基本的にリードフレーズというものはバッキング(伴奏)があった上で成り立つものなので、こちらのギター弾き語り楽譜にはリードフレーズは書いていないことの方が多いです。

ですのでギター弾き語り譜面を購入された方の中には、

「あれ、、、、、?あのフレーズが弾きたくて楽譜を買ったのに、もしかして載ってない、、、、、??」

となってしまう方もいらっしゃいます。

僕も昔、初心者の頃はこういうミスをやってしまいました(汗)

こういった要望もあるからか、「ギター弾き語り譜面ではあるが印象的なフレーズは記載してある(イントロやギターソロなど)」というものもあったりはします。

ですが基本的にはコードで伴奏していくためのパターンが書かれた譜面なので、原曲と全く同じであるとは思わないほうが良いでしょう。

そしてこのギター弾き語り譜面では、原曲にはギターが入っていないもの(あるいは入っていない部分)もギターで伴奏していけるようにアレンジが施されています。

原曲はピアノだけどギターで弾きたい!という時にもぴったりですね。

この弾き語り譜面は、TAB譜を使ってリズムパターン(右手のパターン)と同時に記載されている場合もありますが、多くのものはダイアグラム(コードの押さえを示す時などに使う図)でコードが表記されており、別の段にリズムパターンが記載されています。

 

 

 

〜用途に合わせよう!〜

 

 

 

これで「バンドスコア」と「ギター弾き語り」の違いは大丈夫でしょうか?

それぞれの特徴が分かったところで、あとは用途に合わせて楽譜を選んでいきましょう!

生徒さんからの質問でも実際に多くあることで、僕も初心者の頃にやらかしたことなのですが、先ほどの

 

「原曲通りのフレーズを弾きたいのに、間違って弾き語り譜面を買ってしまう」

または、

「弾き語り(ギターで伴奏)がしたいのにバンドスコアを買ってしまって、それが載っていない」

 

ということもあります。

 

例えば「Mr.Children」などはギターが曲を通してコードバッキングをしている曲も多いので、そういう場合はバンドスコアを買ってもそのパートを演奏すれば問題ないですが、そうではないの方が多いので「どうしたらいいか分からない!!」となってしまうわけです(汗)

バンドスコアにもコードネームは記載されているので、

・コードネームを見ただけでコードの押さえ方がわかる(または調べる)

・曲に合うリズムパターン(右手のパターン)が自分で判断できる

という2点ができるレベルなら全く問題ないのですが、初心者の方にはかなり厳しいのではないかと思います。

とはいえこういうオーソドックスな弾き語りアレンジなら難しいものではないので、色々な曲を弾いて曲調に合わせたパターンを習得した上でやり方さえ分かってしまえば、比較的楽にできるのではないでしょうか。

早ければギター歴2〜3年ほどで身につく能力でしょう。

 

あとは他にも、「ギタースコア(ギターTAB)」というものもあります。

これはバンドスコアのギターのパートだけを抜き出したもので、ギタリストだけに向けた楽譜とも言えるでしょう。

ピンポイントに「バンドスコアのギターパートだけが欲しい!」というときには良いのですが、需要が多くないので発売に至るケースはごく稀です(汗)

 

 

 

〜価格が違う〜

 

 

 

バンドスコアとギター弾き語りでは価格が違います。

 

まずバンドスコアは通常アルバム1枚単位、もしくはそのアーティストの人気がある楽曲が集められていて、多くの場合は「1冊に10曲少々が収録」されています。

価格もバラつきはありますが、1冊3,000円〜4,000円ほどでしょうか。

対してギター弾き語りは、多くがそのアーティストの人気がある楽曲を集めており収録曲も多く、全曲集(その楽譜が発売された時点での)という形のものもあります。

収録曲数は少なくとも1冊30曲ほどは収録されている場合が多いです。

こちらも価格にバラつきはありますが、1冊2,000円〜3,000円ほどでしょうか。

 

ギター弾き語りの方はギターと歌しか収録しなくて良いですし、ギターもコードとリズムパターンのみで良いので、1曲のスペースやページ数も少なくて済みます。

楽譜を作る手間もバンドスコアに比べて少なくて済むんですね。

楽譜というものはアーティストさんが作っていると思っている方も意外といらっしゃるのですが、違います(汗)

僕も楽譜の仕事をいただいたことがあるのですが、出版社から依頼を受けた人、もしくは出版社の人が作るんですね。

「本人監修」となっているものはアーティストご本人が関わっていますが、「本人監修」のものは少ないので、誰かが曲を「耳コピ(曲のフレーズやコードなどを耳で聞き取る)」して楽譜を作成しています。

しかも予算の関係などで、ギターのフレーズをギタリストが聞き取るのではなく鍵盤の人が聞き取ったり、逆に鍵盤のフレーズをギタリストが聞き取ったりすることもあるわけです。

ですので都市伝説のように言われている、「楽譜が間違っている気がする」というのは、本当にある話です(汗)

僕もレッスンなどで市販の楽譜を見ながら弾いていて、「これ、間違ってますね。本当はこれこれこういうフレーズで、、、、、」ということはちょこちょこあります。

もちろんプロが聞き取っているので大きな間違いはまずないのですが、細かいところはあったりするんですね(汗)

「あれ?」と思ったら、レッスンで取り扱っていない曲でもご遠慮なく楽譜をお持ちいただいて聞いてくださいね!

 

 

 

〜出版社による違いもある〜

 

 

 

バンドスコアもギター弾き語りも、色々な出版社から発売されています。

例えば「リットーミュージック」さん、「シンコーミュージック」さん、「ドレミ楽譜出版社」さん、「ドリーム・ミュージック・ファクトリー」さん、、、、、、。

同じアーティストさんの同じアルバムや曲でも出版社によって内容が違ったりすることがあるので、その辺りは中身をサンプルなどで確認してから購入するようにしましょう!

内容が全然違うということはないのですが、例えば「A出版社の楽譜はスペースの都合でギター3、ギター4のパートが省略されているが、B出版社の楽譜にはそれが全て記載されている」、といったことはありえます。

他にも同じ曲に対して、「B出版社の楽譜はここが少し間違っていたけどA出版社の楽譜は正確だ」などなど。

買ってみないと分からないことも多くあるので、怖がらずにまずは購入してみましょう!

僕も初心者の頃は楽譜の購入ミスをちょこちょこやりました(汗)

「ここのフレーズが載ってない!」といって同じ曲の違う楽譜を3冊くらい買ったりとか(汗)

もちろんお金持だったからではなく、コツコツ貯めたお金です(泣)

 

そうやってミスを繰り返して成長していきますから!(笑)

 

 

 

はい、ということでいかがでしたでしょうか?

 

楽譜の種類の違いと用途に合わせた選び方はわかりましたでしょうか?

もちろん「もっと詳細に知りたい」という場合は是非ご質問くださいね!

 

レッスンではご希望の曲の楽譜選びのサポートや、楽譜を選ぶ時の見方なども、実際の楽譜をサンプルにしてわかりやすくお伝えさせていただいております!

それ以外のことでもなんでもOKですので、お気軽に色々とご質問いただければと思います(^-^)

 

また近々、「楽譜を探すときにどんなものが使えるか」といったことも書かせていただこうかなあと思っていますので、もしよろしければそちらもご覧いただければ幸いです。

 

 

 

それでは本日もありがとうございました!

 

 

 

〜無料体験レッスンにも是非お気軽にお越しくださいね♪〜

 

 

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