2018年03月25日

初心者向けエレキギター&アコギ練習曲まとめ 〜その33〜

初心者向け ギター練習曲

 

こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や中野など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

 

本日も昨日に続いて「初心者向けエレキギター&アコギ練習曲 まとめ」のコーナー!

今回も続けてなので、毎回書かせていただいているこのコーナーのコンセプトは省略させていただきたいと思います。

このコーナーを初めてご覧になる方は前回までの記事も見ていただいて、コンセプトをご理解いただければと思います!

1曲ごとの詳しい紹介は「教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さんの希望曲紹介」のコーナーで書かせていただいていますので、そちらへのリンクは引き続き貼らせていただきますね。

 

それでは、いってみましょう!

 

 

〜Everybody needs somebody〜

 

 

 

「LOVE PSYCHEDELICO(ラブ・サイケデリコ)」の「Everybody needs somebody」です!

このブログ上では映像が見れないみたいなので、リンクからYOUTUBEでご覧いただければと思います。

楽譜はこちらから)

https://amzn.to/2xr7wv2

 

この曲は2004年にリリースされた「LOVE PSYCHEDELICO」の3枚目のアルバム「LOVE PSYCHEDELICO Ⅲ」に収録されている曲で、草彅剛さんがチョナン・カンとして初主演された映画「ホテルビーナス」の主題歌にもなりました。

先ほどの映像では、ギターは「ドロップDチューニングでカポを4フレットにつける」というセッティングになっています。

この曲の間奏で少しだけ、カポ4フレットでのボトルネック奏法(スライドバー)のフレーズがあるので、そうセッティングすることによりライブなどでもスムーズに対応することができます。

市販の楽譜では上記の内容がアドバイス欄に書かれていましたが、採譜はレギュラーチューニングでした。

できるようなら好みで変更してしまっても良いと思います。

このあたりのことがよくわからないという方、レッスンでは細かくじっくりとご説明していますので大丈夫ですよ!

「疑問点はどんなことでもバンバンご質問ください!」というスタンスですので、本当になんでもお気軽に聞いてくださいね。

メインリフの中にブラッシングが多い曲ですので、右手をシャープに振って、左手はミュートをしっかりと。

ダウンアップを交互に使ってリズムを刻んでいくと原曲の感じになると思います!

サビ中でのフレーズは毎回微妙にパターンが違い、ここはおそらくNAOKIさんご本人も、細かいパターンは決めておらずアドリブで演奏されていると思います。

ですので「フレーズが全て覚えられない。。。。。でもアドリブで弾くのは厳しいし。。。。。」とお悩みの方は、よく見ていただくと「Bm」「D」「E」「G」というコード進行のループですので、気に入ったパターンを1、2種類覚えてそれを繰り返しても良いと思います。

あとはオカズのフレーズにチョーキングやピッキングハーモニクスなども少し出てきますので、慣れていない方は少しづつ克服していけるようにしましょう!

ギターを始めたばかりだと厳しいと思いますが、1年ほどしっかりと練習していれば徐々に弾けるようになる難易度の曲ではないでしょうか。

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜Everybody needs somebody〜

 

 

〜風が強い日〜

 

 

 

「THE STREET SLIDERS(ザ・ストリート・スライダーズ)」の「風が強い日」です!

楽譜はこちらから。プレミアが付いているのか、少々高いです)

https://amzn.to/2Jng8sb

 

この曲は1987年にリリースされた「THE STREET SLIDERS」の7枚目のアルバム「BAD INFLUENCE」に収録されている曲で、シングルカットもされました。

非常に人気も高く、今もファンの多い名曲です。

この曲で使用されているコードは非常に少なく、「C」「F」「Em」「Dm」のコードだけで曲全てが弾けてしまいます。

弾き語りなどであれば、基本的には1つのストロークパターンを覚えればOKなので、ギター初心者の方もチャレンジしやすい曲だと言えるでしょう。

「ギター初心者の壁」とも言われている「F」コードは頻繁に出てくるので、少しずつ押さえられるようになっていってくださいね。

抑揚を出すために、音を伸ばすところやストロークで刻むところなど、好みによって弾き分けていっていただければと思います!

原曲のエレキギターはボトルネック奏法(スライドバー)でのプレイが随所に出てきます。

こちらは初心者向けではありませんね(汗)

この曲のキーは「Cメジャー」なので通常は「Cメジャースケール」の音階でフレーズを組み立てるところですが、曲のほとんどの部分は「C」コードと「F」コードの繰り返しのため、「Fメジャースケール」の音階でのフレーズになっています。

「Cメジャーキー」のダイアトニックコードに「C(Ⅰ)」「F(Ⅳ)」はありますし、「Fメジャーキー」のダイアトニックコードにも「C(Ⅴ)」「F(Ⅰ)」はありますからね。

こういったプレイは色々な曲で使われています。

ざっくり言うと「Cメジャースケール」の音階「ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド」が「F メジャースケール」の音階「ファ、ソ、ラ、シ♭、ド、レ、ミ、ファ」になっており、比べると「シ」の音が「シ♭」になっているということです。

ここは少しややこしい音楽理論の話ですので、僕も昔はそうでしたが、何を言っているのかサッパリわかりませんでした(笑)

このあたりが知りたい方にも、極力わかりやすくお伝えしています!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター&アコギ編 〜風が強い日〜

 

 

〜Baby,Don’t Worry〜

 

 

 

続けて「THE STREET SLIDERS」の「Baby,Don’t Worry」です!

楽譜はこちらから。プレミアが付いているのか、少々高いです)

https://amzn.to/2FOesqu

 

バンドの呼吸が感じられるアンサンブルですね!

これだけシンプルなアレンジですが全員のサウンドが確実に機能していて、素晴らしく息が合っています。

この曲は1989年にリリースされた「THE STREET SLIDERS」の7枚目のオリジナルアルバム「SCREW DRIVER」に収録されている曲で、アルバムからの先行シングルとして同1989年に15枚目のシングルとしてもリリースされました。

原曲にはアコギが入っていないのですが、この曲をリクエストされた生徒さんはアコギでの弾き語りを希望されました。

もちろんアコギでも問題なく弾き語りや伴奏ができます。

イントロやAメロ、サビのコードは基本的に「C#m7」と「B」だけなので、セーハや素早いコードチェンジは初心者の方には少し大変かもしれませんが、構成はすごくわかりやすいです。

「ジャジャッ(B)、チャー(C#m7)」とシンコペーションなため、タイミングには気をつけていきましょう!

Bメロや間奏も他に「F#」と「E」コードが登場するくらいで、基本的には8ビートの王道のストロークで弾けてしまいますので、バレーコードを克服すれば大丈夫かと思います。

エレキギターはリフ以外はアドリブでコードに沿ったプレイをしている感じですので、いけそうな方はアドリブをしても良いでしょう。

リードパートは初心者向けの難易度ではありません(汗)

ギターソロはコードが「B」一発になり、「Bメジャーペンタトニックスケール」で演奏されているソロなので、それを意識すればアドリブの練習、また、原曲のフレーズをコピーしたいという方の耳コピのガイドにもなると思います。

色々な形で取り組んでみてくださいね!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜Baby,Don’t Worry〜

 

 

〜オリーブの首飾り〜

 

 

 

 

「ポール・モーリア」の「オリーブの首飾り」です!

 

曲名を聞いてもピンとこない方、まずは聴いてみてください!

そうすれば間違いなくご存知のはずです。

もしくは、マジックなどで使われる「チャラララララー♪」という曲、とご説明すれば曲を聴かなくても伝わるのではないでしょうか。

原曲にはワウペダルを使ったエレキギターのカッティングが入っています。

原曲通りに演奏したい方はこのパートをコピーしていただいても良いですし、メロディーを弾いていただくのも良いですね。

もちろんアコギなどを使って、ストロークでコードバッキングをするのもアリです。

曲のキーは「Bm」で、前半のメロディー部分のコード進行は「Bm」「Em」「A」「D」。

バレーコードである「Bm」が問題ないようであればこのあたりは苦労しないでしょう。

後半のメロディー部分では1コーラスの締めに向かって盛り上がり、その部分は2拍ずつコードが展開していくので、コードチェンジに慣れていってください。

エンディングの手前では「C#m7(♭5)」と「F#7」が交互に繰り返されるので、特に「C#m7(♭5)」に慣れていない方だとかなり苦しむのではないかと思います。

急がば回れ。

地道に練習していくしかありませんので、コツコツと頑張っていってくださいね!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター&アコギ編 〜オリーブの首飾り〜

 

 

〜The Power of Love〜

 

 

(曲は2:07〜)

 

「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース(Huey Lewis & The News)」の「パワー・オブ・ラヴ(The Power of Love)」です!

楽譜はこちらから)

・1曲(ギタースコア)

http://www.at-elise.com/elise/ORDPSM00365/

・ベスト(プレミアが付いているのか、少々高いです)

https://amzn.to/2JoClpU

 

この曲といえば、1985年の名作映画「バック・トゥ・ザ・フューチャー」が真っ先に思い浮かぶのではないでしょうか。

「バック・トゥ・ザ・フューチャー」の主題歌でもあるこの曲「パワー・オブ・ラヴ」は、「ヒューイ・ルイス&ザ・ニュース」が映画のために提供し、映画の大成功と共に全米1位の大ヒットを記録したシングルです。

原曲にはエレキギターが2本ほどレコーディングされていますが、どちらも似たフレーズですので、基本的にはギター1本で再現が可能です。

イントロやサビはブリッジミュートをかけたパワーコードのフレーズで、初心者の方もかなり弾きやすい難易度。

慣れてきたら、ブリッジミュートのかけ具合を音によって調整したりピッキングでアクセントをつけるなどして、フレーズをよりかっこよく弾けるようにしていきましょう!

メロの部分は弦を2本ずつ弾いているコードプレイ。

ここも移動は少ないので、初心者の方にもぴったりな難易度だと思います。

休符で音を止めるところや、シンコペーションのリズムなどに気をつけて、歯切れの良い演奏を目指してください!

2サビ終わりのCメロはほとんどが全音符での演奏で、音数が少ないので簡単かと思うかもしれませんが、ここが一番初心者の方は苦労するポイントだと思います。

登場するコードフォームも慣れていないと苦労する形が多いですし(しかしながら普通によく使います)、全音符は「小節いっぱい音を伸ばす」という音符なので、コードを弾いてすぐにチェンジするのはNGです。

頑張って音の切れ目を限りなくなくせるようにしてください!

ギターソロは基本的に「Cmペンタトニックスケール」で組み立てられているソロで、ここは初心者の方が弾きこなすのはかなりきついと思いますので、最初はスルーしてバッキングの方を弾いていただくと良いかと思います。

ただ、難易度は普通くらいで、難しいソロではありません。

ある程度ギターに慣れている方は是非チャレンジしていただいて、ラストはサビがループするので、その部分はアドリブにも挑戦してみていただけたらと思います!

レッスンでは生徒さんのレベルに合わせて同じ曲でも内容を変えていますが、できるようになるとすごく気持ち良いですよ!

そのために練習をコツコツ頑張っていきましょう!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜The Power of Love〜

 

 

はい、ということでいかがでしたでしょうか?

 

本題とは全く関係ないですが、この時期、花粉症で苦しんでいる方も非常に多いです(泣)

僕もその一人。

今年、花粉きつくないですか、、、、、、?

花粉を浴びないように外に出ず、ギターをずっと弾いてみるのも良いかもしれません(笑)

 

それでは本日もありがとうございました!

 

 

〜無料体験レッスンにも是非お気軽にお越しくださいね♪〜

 

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