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2019年03月06日

【ギター教室】レッスン曲! 〜渚〜

生徒さんの希望曲351~400

 

こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や青葉台など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

 

本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー!

今日はエレキギター編、前回に続いて「スピッツ」の曲のご紹介です。

 

それでは、いってみましょう!

 

 

〜渚〜

 

 

 

「スピッツ」の「渚」です!

楽譜はこちらから)

・1曲

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・ベスト

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・ギター弾き語り

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この曲は1996年9月9日にリリースされた「スピッツ」の通算14枚目のシングルで、スピッツのシングル作品としては初めてオリコン初登場1位を獲得した曲です。

以前このコーナーでもご紹介させていただいた「空も飛べるはず」や「チェリー」もチャート1位を獲得していますが、登場ではなかったんですよね。

ボーカルの草野さんはインタビューでこの曲を自画自賛しておられ、「シングル曲としては初めてトラックダウン後も繰り返し何度も聴き直した曲」と語っておられるとのことです。

 

CMソングとしても使われていたため、この曲を聴くとCMを思い出す、またCMがきっかけでこの曲が好きになったという方も多いみたいですね。

まずは懐かしい1996年のCM、江崎グリコ「ポッキー坂恋物語」です。

 

 

 

懐かしいですね〜(笑)

最近でも「スバル フォレスター」のCMソングに。

 

 

これも良いですよね!

 

歌詞も曲もどちらも非常に特徴的な曲であり、聴きどころが満載です。

曲については草野さんがシーケンスで遊びながら作ったというもので、スピッツの曲には珍しい電子音が終始流れています。

一コーラス目にベースがほとんど入らないのは、草野さんが作ったデモテープのアレンジに従ったものだそうですが、この曲は本当にドラムとベースのリズム隊が素晴らしい。

ベースはイントロをハイポジションのフレーズで彩り、Aメロ、Bメロは抜けます。

サビでは再びハイポジションの音を使いつつ、ボーカルのメロディーを弾いたりルートを追ったりして、そして2コーラス目への間奏で「ドゥッ、ドゥッ、ドゥッ、ドゥッ」とベース音の「G」をスタッカート!

ここが本当にたまらない!!!

ドラムもハイハットを16系で刻みつつバスドラは4つ打ちという同じパターンを丁寧に守り続け、Bメロから4拍目にスネアが、2コーラス目への間奏ではタムが加わったりと音数が増え、同じパターンがどんどん豪華になっていきます。

これも良いんですよね〜(^^)

ギターもエレキギターが3本ほどレコーディングされているのですが、サウンドも作りこまれ、音数にかかわらずそれぞれのパートがしっかりと機能しています。

シーケンスのフレーズをバッチリと引き立てているんですよね。

マニアックな聴き方でしょうか?(笑)

歌詞については草野さんが大学時代に、授業で先生が言っていた「”渚”は陸海空のどれでもなく、しかしその全てが関係しているエリア」というものがヒントになったそうです。

神秘的な空間として「渚」というものをイメージしているんですね。

この曲の歌詞に注目してみると、「君」というワードと「二人」というワードは登場するのに、「僕」などといった一人称は一切出てきません。

歌詞の中には「妄想」という言葉も。

いったいどこからどこまでが現実で、どこまでが幻なのか。

それともすべてが幻、あるいは幻のような現実なのかもしれません。

どこまでも美しく神秘的な表現で描かれる「渚」、是非歌詞にも注目して聴いてみてくださいね!

 

それではこの曲のギタープレイについてです。

先ほども書かせていただいたようにエレキギターが3本ほどレコーディングされており、2本はバッキング(伴奏)、1本は時折入るリードフレーズです。

どのパートを演奏するのでも音色は非常に大事な曲ですので、音作りにはこだわっていきましょう!

エフェクターも重要ではありますが、まずはギターのピックアップを切り替えてみたり、ボリュームやトーンを絞ってみたり、アンプのセッティングを変えてみるなどして、エフェクターなしでもどれだけの音色を作れるのか試してみましょう!

研究してみると、ギター本体だけでも驚くほど多くの音色が作れることに気付くと思います。

ピックアップの切り替えやボリューム、トーンがよくわからないという方は、以前の記事もご覧になってみてくださいね。

ギター用語辞典! 〜ピックアップを切り替えよう〜

ギター用語辞典! 〜ボリュームとトーン〜

演奏自体は以外とシンプルなもので、低音はベースやシーケンスに任せ、コードの高音部分を主に弾いているフレーズが主体となっています。

そのため通常のコードを押さえるよりも少し楽になる場合が多いので、ギター初心者の方も十分にチャレンジできる曲。

もちろんそれが目的ではないのですが、初心者の方には嬉しいですよね。

右手のストロークはずっと16分音符でキープする必要がありますので、空ピッキングをきっちりと行いつつ、正しい方法でビートを刻めるようにしましょう!

初心者の方には難しいイメージのあるアルペジオですが、アルペジオはスピッツのギターの代名詞でもあります。

この曲のアルペジオはそれほど複雑なパターンではないので、初心者の方も是非練習してみてください!

 

 

はい、ということでいかがでしたでしょうか?

 

次回もこの流れで、あと1曲だけスピッツの曲をご紹介させていただこうと思います!

次回の曲も草野さんご自身が気に入っておられるという名曲ですので、お楽しみに(^^)

 

それでは本日もありがとうございました!

 

 

〜無料体験レッスンにも是非お気軽にお越しくださいね♪〜

 

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