2019年04月14日

初心者向けエレキギター&アコギ練習曲まとめ 〜その48〜

初心者向け ギター練習曲

 

こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や武蔵小杉など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

 

本日も昨日に続いて「初心者向けエレキギター&アコギ練習曲 まとめ」のコーナー!

今回も続けてなので、毎回書かせていただいているこのコーナーのコンセプトは省略させていただきたいと思います。

このコーナーを初めてご覧になる方は前回までの記事も見ていただいて、コンセプトをご理解いただければと思います!

1曲ごとの詳しい紹介は「教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さんの希望曲紹介」のコーナーで書かせていただいていますので、そちらへのリンクは引き続き貼らせていただきますね。

 

それでは、本日もいってみましょう!

 

 

〜スターライト スターライト〜

 

 

 

「TRICERATOPS(トライセラトップス)」の「スターライト スターライト」です!

 

以前からこのコーナーで幾つか曲をご紹介させていただいているバンド「BLANKEY JET CITY(ブランキー・ジェット・シティ)」は間違いなく日本の3ピースバンドの最高峰ですが、曲調は違えど、トライセラトップスも間違いなく日本の3ピースバンドの最高峰です。

トライセラはデビュー当初から「ロックで踊る」ということをテーマとして掲げており、4つ打ち(バスドラムが4/4拍子の拍毎にアタックされるリズム)のディスコ的リズムを用いた楽曲が多いのも特徴。

この曲のギタープレイについては「非常にシンプル」の一言!!

なんと3種類のフレーズを覚えれば1曲全てを弾くことができます!!

しかも使用する弦は2本だけで、左手の横移動もほとんどなし、指で押さえるポジションを少し変えていければ大丈夫なのです。

本当にギター初心者の方にも優しい曲で、ものすごく頑張れば1日で弾けるようになる可能性だってあります。

難点は、おそらく楽譜が出ていないことなのですが、代わりに耳コピをしてくれる方などがいれば初心者の方も必ず弾けるようになります!

耳コピするのも難しくない曲なので、ギターに慣れている方は逆に耳コピの練習にしても良いかもしれません。

登場するギターリフは休符が多く、それのキレがサウンドを大きく左右します。

音の長さと歯切れを大事に、演奏できるようにしましょう!

ただここまで書いてきたのは「あくまでもフレーズを弾くだけなら」という意味です。

原曲のようにカッコ良いサウンドで弾きこなすには年季が必要ですし、この厚みはなかなかでないと思います。

そればかりは根気よく練習したり、バンド練習をいっぱいこなしてアンサンブルを勉強していくしかありませんので、引き続き頑張っていただければと思います!

フレーズが弾けるようになってからが本当のスタートですね!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜スターライト スターライト〜

 

 

〜リルラ リルハ〜

 

 

 

「木村カエラ」さんの「リルラ リルハ」です!

楽譜はこちらから)

・1曲

https://amzn.to/2RUC9T5

・アルバム

https://amzn.to/2Jov5u8

・ベスト

https://amzn.to/2JqwQqE

 

この曲は2005年3月30日にリリースされた「木村カエラ」さんのメジャー3枚目のシングルで、木村カエラさんご本人も出演されたCM「ボーダフォン 日本法人(現:ソフトバンクモバイル)の”連発メール篇” 」CMソングとして起用された楽曲です。

タイトルの「リルラ リルハ」とは歌詞の中にも登場する「REAL LIFE REAL HEART(ルライフ・ルハート)」の略だそう。

原曲にはエレキギターが2本レコーディングされており、どちらも非常にシンプルなプレイ。

フレーズはコード弾きやパワーコード、オクターブ奏法といったもので、どちらも基本的にそれほど難しくありません。

ギター初心者の方も十分にチャレンジできる曲でしょう。

間奏でスライドを混ぜたフレーズが少し出てくるので、初心者の方はそこが一番難しく感じるかもしれません。

曲を通して重要なのは、スタッカートや休符などの音を切ったり止めたりするものが非常に多いことです。

これがこの曲の要になっていますので、音の長さがバラバラになったり音を止め切れなかったりとムラが出ないように気をつけて、演奏にキレを出していきましょう!

また、リズムがシャッフルなので、ハネのビートにしっかりとノリ続けるのも非常に重要です。

ものすごくシンプルな曲なのですがギターの音がかなり攻撃的なサウンドになっており、それが曲に良いアクセントを与えていますので、是非音作りも研究してみてください。

ちなみにこの曲のレコーディングは、以前からこのコーナーで曲を何度もご紹介させていただいている最強バンド「THEE MICHELLE GUN ELEPHANT(ミッシェル・ガン・エレファント)」の「クハラ カズユキ」さんがドラム、「GREAT3」の「高桑圭」さんがベースで参加されています。

リズム隊にも注目ですね!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜リルラ リルハ〜

 

 

〜スターゲイザー〜

 

 

 

「スピッツ」の「スターゲイザー」です!

楽譜はこちらから)

・1曲

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・ベスト

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・ギター弾き語り

https://amzn.to/2RWYC1O

 

この曲は2004年1月21日にリリースされた「スピッツ」の通算28枚目のシングルで、フジテレビ系「あいのり」の主題歌として書き下ろされた楽曲です。

最近では2017年1月から、スバルのSUV「フォレスター」のCMソングに起用されました。

原曲はエレキギターが2本とアコギが1本レコーディングされており、アコギはカポを4フレットにつけてのプレイ。

エレキギターはリードパートトバッキングパートに分かれており、バッキングパートは曲のキーが「E」ということを活かした王道のコードバッキングで、多くの場面で1、2弦の解放弦が使われています。(細かい説明は省きますが、キーが「E」の時に1、2弦の解放の音は使える場面が多いため、響きの良さと相まって多く用いられる)

スタンダードにコードを弾くだけならそれほど難しい曲ではありませんので、ギター初心者の方もチャレンジしていける曲だと思いますが、カポをつけてもつけなくてもバレーコードは普通に出てきますので(カポをつけない方が多目にはなる)、バレーコードの克服は必須ではあります。

ただ先ほどの「曲のキーが”E”であるため、1、2弦の解放の音が多く使われている」というところを活かせば、ほとんどバレーコードなしで弾ききることができます。(それでも少しだけ出てきますが(^^;;))

ただこちらのアレンジを施すにはコードのことを少しは理解している必要がありますので、初心者の方が自力でやるのは難しいでしょう。

どうしてもスターゲイザーが弾きたくて(弾けるようにならないといけなくて)、アドバイスしてくれる中級者以上が周りにいる前提ではないでしょうか。

ある程度ギターに慣れている方はそれぞれのパートをうまく組み合わせて、是非ギター1本での演奏にもチャレンジしてみてください!

リードもオクターブ奏法のパターンでそれほど難しくありませんし、オイシイところを組み合わせればギター1本でもかなり曲が再現できると思います。

その場合、カポなしで弾くAメロのアルペジオが間違いなく一番の難所になると思いますので、すべての音を綺麗に出せるように心掛けながら練習していっていただければと思います!

カポなしでここを攻略できた時はコードの押さえ方のレベルがグッとアップすること間違いなしですので、難しくはありますが非常にやりがいがありますよ!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター&アコギ編 〜スターゲイザー〜

 

 

〜渚〜

 

 

 

「スピッツ」の「渚」です!

楽譜はこちらから)

・1曲

https://amzn.to/2YBJfym

・ベスト

https://amzn.to/2JjbT0w

・ギター弾き語り

https://amzn.to/2RWYC1O

 

この曲は1996年9月9日にリリースされた「スピッツ」の通算14枚目のシングルで、スピッツのシングル作品としては初めてオリコン初登場1位を獲得した曲です。

以前このコーナーでもご紹介させていただいた「空も飛べるはず」や「チェリー」もチャート1位を獲得していますが、登場ではなかったんですよね。

ボーカルの草野さんはインタビューでこの曲を自画自賛しておられ、「シングル曲としては初めてトラックダウン後も繰り返し何度も聴き直した曲」と語っておられるとのことで、歌詞も曲もどちらも非常に特徴的な曲であり、聴きどころが満載です。

原曲にはエレキギターが3本ほどレコーディングされており、2本はバッキング(伴奏)、1本は時折入るリードフレーズ。

どのパートを演奏するのでも音色は非常に大事な曲ですので、音作りにはこだわっていきましょう!

エフェクターも重要ではありますが、まずはギターのピックアップを切り替えてみたり、ボリュームやトーンを絞ってみたり、アンプのセッティングを変えてみるなどして、エフェクターなしでもどれだけの音色を作れるのか試してみましょう!

研究してみると、ギター本体だけでも驚くほど多くの音色が作れることに気付くと思います。

ピックアップの切り替えやボリューム、トーンがよくわからないという方は、以前の記事もご覧になってみてくださいね。

ギター用語辞典! 〜ピックアップを切り替えよう〜

ギター用語辞典! 〜ボリュームとトーン〜

演奏自体は以外とシンプルなもので、低音はベースやシーケンスに任せ、コードの高音部分を主に弾いているフレーズが主体となっています。

そのため通常のコードを押さえるよりも少し楽になる場合が多いので、ギター初心者の方も十分にチャレンジできる曲。

もちろんそれが目的ではないのですが、初心者の方には嬉しいですよね。

右手のストロークはずっと16分音符でキープする必要がありますので、空ピッキングをきっちりと行いつつ、正しい方法でビートを刻めるようにしましょう!

初心者の方には難しいイメージのあるアルペジオですが、アルペジオはスピッツのギターの代名詞でもあります。

この曲のアルペジオはそれほど複雑なパターンではないので、初心者の方も是非練習してみてください!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター&アコギ編 〜渚〜

 

 

〜スカーレット〜

 

 

 

「スピッツ」の「スカーレット」です!

楽譜はこちらから)

・1曲

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・ベスト

https://amzn.to/2JjbT0w

・ギター弾き語り

https://amzn.to/2RWYC1O

 

落ち着いて聴くことができ、癒される名曲ですね!

この曲は1997年1月29日にリリースされた「スピッツ」の通算15枚目のシングルで、先ほどの「」に続いて、オリコンチャート初登場1位を記録した作品です。

TBS系ドラマ「メロディ」の主題歌として書き下ろされた楽曲なのですが、このオファーがあった時メンバーはツアー中ということもあり、アルバム「インディゴ地平線」収録の「初恋クレイジー」をシングルカットして主題歌にしたいと当初希望したそうです。

しかしながらテレビ局から「どうしても新曲を」と言われ、書き下ろすこととなったというエピソードが。

それをきっかけにこの「スカーレット」という名曲が誕生し、「スカーレット」は「渚」同様に草野さんのお気に入りの1曲となりました。

「この曲はひとつの到達点だと思っている」と草野さんご自身は語っておられます。

原曲にはアコギが1本とエレキギターが2本ほどレコーディングされているようで、エレキギターは終始アルペジオを弾いているリードパートと、アコギと同じくコードストロークをしているバッキングパートに分かれているようですので、基本的にギターが2本あれば問題ないですね。

もちろんギター1本でもある程度形になりますが、バンドで演奏する際には基本的にアルペジオのリードパートを弾いていくと良いと思います!

バレーコードは普通に出てきますが、登場するコードはオーソドックスなものばかりで、数も多くはありません。

曲調もゆったりしていて演奏しやすいテンポですし、ギター初心者の方もチャレンジしていける曲だと思います。

弾き語りスタイルのコード弾きではなく、アルペジオのパートを弾こうとすると難易度は上がりますが、それでもすごく難しいものではありません。

シンコペーションが多いのでリズムに気をつけつつ、ミストーンを出さないように気をつけつつ、音色をしっかりと作りこんで曲の雰囲気を作っていけるようにしましょう!

特にアルペジオは一つでもミスをすると即バレで、雰囲気を壊してしまいやすいですからね(^^;;

だからこそギター初心者が嫌いなプレイとも難しいプレイとも言われているわけですが、弾きこなすことができれば非常に素敵な武器になります。

是非頑張って練習していただければと思います!

 

教室のレッスン希望曲!エレキギター&アコギ編 〜スカーレット〜

 

 

はい、ということでいかがでしたでしょうか?

 

次回からも、もう少しだけこの「初心者向けエレキギター&アコギ練習曲 まとめ」のコーナーをお送りさせていただきたいと思いますので、もしよろしければお付き合いいただければと思います!

ご紹介させていただいている曲がリアルタイムだった世代の方も多いと思いますので、見ているだけで懐かしくなるかもしれませんね。

ほっこりご覧になっていただけていると嬉しいです(^^)

 

それでは本日もありがとうございました!

 

 

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