2018年08月16日

【ギター教室】レッスン曲！　〜狂った朝日〜

生徒さんの希望曲301〜350

生徒さんの希望曲301〜350BLANKEY JET CITY

こんにちは！
東京、池袋を中心に、新宿や秋葉原など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー！

今日はエレキギター編、今回もブランキーの名曲です。

それでは、いってみましょう！

〜狂った朝日〜

「BLANKEY JET CITY（ブランキー・ジェット・シティ）」の「狂った朝日」です！

（※楽譜はこちらから）

https://amzn.to/2xw4NAA

言わずと知れた超名曲！

「イカ天」で、ブランキーが第6代グランドイカ天キングを獲得した最後の５週目に演奏され、視聴者に大きな衝撃を与えました。

イカ天時代からのブランキーファンには「この曲に人生観が変わるほどの影響を受けた」という方もいらっしゃるほど、マストな曲です。

曲中に渦巻く音のうねり、狂気、あらゆるものが尖ったナイフのように突き刺さってきます。

ご存知でない方は是非一度聴いてみてください。

この曲は前回ご紹介させていただいた曲「僕の心を取り戻すために」と、前々回の「CAT WAS DEAD」と同じ、1991年4月12日にリリースされたブランキーのデビューアルバム「Red Guitar And The Truth」に収録されています。

以前の記事には「イカ天」のことやアルバムのことなども少し書かせていただきましたので、「イカ天って何？」という方や、他の曲にも興味をお持ちになった方は、もしよろしければもご覧になってみてください。

〜教室のレッスン希望曲！エレキギター編　〜CAT WAS DEAD〜〜

〜教室のレッスン希望曲！エレキギター編　〜僕の心を取り戻すために〜〜

この曲をレッスンでリクエストされた生徒さんも、イカ天時代からのファンの方でした。

市販されている譜面を使ってレッスンを進めていったのですが、その譜面がすごかったんですよ。

バンドスコアなどに、曲ごとにワンポイントアドバイス（解説）みたいなものが書かれていることがあるのですが、その内容が熱すぎて（汗）

楽譜の制作には通常アーティストは関与していませんので（本人監修と記載があるものは別）、この楽譜を制作された方がおそらくかなりのブランキーファンなのだと思われるのですが。

ちょっと一部分をご紹介してみますね。

大作である。
これだけのサウンドを仕上げるには彼ら自身も相当かかったと思うが、これをバンド・スコアを見てできると思ったら大間違いである。
もちろん音的に見たらちゃんとコピーしてあるので、しっかりと譜面を追ってくれたら音は出せると思うが、それは単なる音であって音楽ではないのである。
ハートがこもらなければどうしても最終目標には近づかない。
細かい指摘をすると、、、、、

と続いていきます。

すごいですよね（汗）

楽譜を見て、「これで憧れのブランキーの演奏に近づけるかも！」と思っているかもしれない人たちの心を、攻撃して叩き落とすかのような解説（汗）

確かに間違ったことは言っていないと思うのですが、もう少し柔らかい表現でも良いのでは？と思った僕でありました(^^;;

それくらいファンに愛されている名曲です。

それではこの曲「狂った朝日」のギタープレイです。

イントロから高速のストローク、こういったプレイは曲の随所に登場しますが、右手は空ピッキングを交えつつの規則正しい１６分なので、正しい弾き方を理解した上でゆっくりから少しづつ練習していけば必ず弾けるようになります。

とりあえずはこのスピードで弾けるようになって、問題はその先、その中でしっかりと抑揚を作れるようになること。

その時のノリ、空気感、雰囲気、サウンドによって、その時々でベストな音が瞬時に出せるように日々精進です。

イントロや間奏などのアルペジオフレーズは、弾くだけならそれほど難しくはありません。

ですがこのフレーズの中で音のうねりをしっかりと再現できるように、スライドや微妙なチョーキングのニュアンスまでまずは完璧に真似てみましょう。

ピッキングの強弱もきっちりとつけて、ピックの弦への当て方なども工夫してみてください。