2018年08月14日

【ギター教室】レッスン曲! 〜僕の心を取り戻すために〜

生徒さんの希望曲301〜350

 

こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や秋葉原など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

 

本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー!

今日はエレキギター編、前回に続いてブランキーの曲をご紹介してみようと思います。

 

それでは、いってみましょう!

 

 

〜僕の心を取り戻すために〜

 

 

 

「BLANKEY JET CITY(ブランキー・ジェット・シティ)」の「僕の心を取り戻すために」です!

楽譜はこちらから)

https://amzn.to/2xw4NAA

 

映像はブランキーのラストライブ「LAST DANCE」のもので、原曲とは構成やフレーズが若干違いますが、パワーが半端ないですね!

この映像を見ていただくだけでも、ブランキージェットシティというバンドのすごさがわかるでしょう。

ご覧になったことのない方は、是非観てみてくださいね。

 

原曲は前回ご紹介させていただいた、同じくブランキーの曲「CAT WAS DEAD」と同じく、1991年4月12日にリリースされたブランキーのデビューアルバム「Red Guitar And The Truthの2曲目に収録されています。

「イカ天」の4週目に演奏された曲でもありますね。

ブランキーが好きな方で「イカ天って何?」となる方はあまりいらっしゃらないと思いますが、「イカ天って何?」となられた方は、前回の「CAT WAS DEAD 」の記事を読んでみていただければと思います!

 

〜教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜CAT WAS DEAD〜〜

 

アルバム「Red Guitar And The Truth」は、当初ビル・プライスがプロデュースを担当する予定でしたが条件が合わず、ビルのアシスタントだったジェレミー・グリーンがプロデュースを務めました。

ビルはイギリスの音楽プロデューサー、レコーディングエンジニアで、「セックス・ピストルズ」や「ザ・クラッシュ」などとの作業が有名な人物。

そういったこともあってか、ジェレミーもピストルズやクラッシュのプロデュースを幾つかの作品で行っています。

前回の「CAT WAS DEAD 」の記事でも書かせていただきましたが、アルバム「Red Guitar And The Truth」は、音の荒さや、メンバー自身が後年「サウンドに満足していない」と発言していることなどから賛否ある作品で、特に、プロデューサーのジェレミー・グリーンとの折り合いが悪く、無意味なテイクを何度も重ねた結果、「楽曲から一番大事な初期衝動が失われてしまった」として、メンバーは本作の出来ばえには不満を持っているといいます。(それでも半端ないのですが)

ただ当時のインタビューでは、ジェレミーの存在が大きかったというような受け答えもしていますし、もしかすると当時はそれなりには上手くいっていたのかもしれませんね。(一発録りで何十回も演奏させられたのは本当のようですが(汗))

満足していないという証拠のように、1995年にリリースされたベストアルバム「THE SIX」では、この曲「僕の心を取り戻すために」を含めたこのアルバムの4曲が再レコーディングされ、NEW VERSIONとして収録されています。

気になる方は聴き比べをしてみても良いと思いますよ!

その後ブランキーのプロデューサーは「土屋 昌巳」さんが務められ(2枚目のアルバム「Bang!」から5枚目のアルバム「SKUNK」まで)、黄金期を築いていくこととなります。

黄金期と言っても、作風は違いますがどの時期もかっこいいので、表現が難しいところですが(汗)

ちなみにジェレミー・グリーンは以前このブログでご紹介させていただいた曲、「ザ・ストリート・スライダーズ」の「風が強い日」が収録されているアルバム、「バッド・インフルエンス」のプロデュースも担当しています。

もしよろしければ、こちらもチェックしてみてください!

 

〜教室のレッスン希望曲!エレキギター&アコギ編 〜風が強い日〜〜

 

それではこの曲「僕の心を取り戻すために」のギタープレイです。

イントロからAメロはブリッジミュートを使ったボトムリフ。

8分音符はダウンピッキング、16分音符は空ピッキングを入れつつオルタネイトピッキングを使って、リズムを正確に刻んでいけるようにしましょう!

ブリッジミュートはかけていますが、手首はモタらずシャープに振って、キレのあるサウンドを目指してください。

サビはライブバージョンではコードストロークになっていますが、原曲は2つのパートに分かれています。

一つは高音部のコードを使った全音符のフレーズ、もう一つはチョーキングを混ぜたリードフレーズですね。

バンドで演奏する際は、ギター1本の場合はライブ映像のようにコードストロークをした方が演奏がまとまると思いますが、音源に合わせて弾いたりする場合は好きなパートを演奏すると良いでしょう。

問題は間奏といいますか、その後のコードリフです。

曲のテンポが速いので、正確に演奏するには最初は苦労すると思いますが、実は16分音符の規則正しいフレーズですので、右手の振りなどをしっかりと理解しつつ練習していけば、少しずつ形になってくると思います。

曲のラストではチョーキングを多用したギターソロが演奏されていますが、ここが一番大変なのではないでしょうか。

とはいえ、右手の振り方は16分のオルタネイトピッキングですので、こちらもフレーズを正しく理解しながら進めていってくださいね。

よく分からないままそれを無視すると、何年たってもちゃんと弾けるようにはなりませんのでご注意を(汗)

フレーズ的には「Emペンタトニックスケール」に6thと9thの音を混ぜた、ブルース定番の音使いですので、ギターに慣れている方はアドリブにチャレンジしてみるのも良いと思います!

 

 

はい、ということでいかがでしたでしょうか?

 

次回もこのアルバムからもう1曲だけ、ブランキーの曲をご紹介させていただこうかと思います。

ブランキーは全体的に難しい曲が多いですが、練習次第で必ず弾けるようになりますので頑張って取り組んでいきましょう!

弾けるようになってからが本当に難しい部分なのですが(汗)

 

それでは本日もありがとうございました!

 

 

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