【ギター教室】レッスン曲! 〜さわやか会社員〜
生徒さんの希望曲301〜350
こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や中野など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。
本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー!
今日はエレキギター編、独特の世界観が特徴的な人気バンドの曲をご紹介。
それでは、いってみましょう!
〜さわやか会社員〜
「相対性理論」の「さわやか会社員」です!
(※楽譜はこちらから)
・1曲
・アルバム
この曲は2009年1月7日にリリースされた「相対性理論」の2枚目のアルバム「ハイファイ新書」に収録されている曲です。
相対性理論はバンドではありますが、バンドというよりも「プロジェクト」という性格が強く、メンバーも流動的であることが前提だそうで、メンバー全員が多岐にわたる活動をされています。(特にボーカルの「やくしまるえつこ」さんは、音楽以外にもイラスト、朗読、ナレーションなど幅広く活動)
現在は脱退されていますが、このころも含め2012年までベーシスト兼コンポーザーを務められていた「真部脩一(まべ しゅういち)」さんは以前インタビューで、
「僕はもともと、音楽を通して個人的なメッセージを発信したり、共感を求めたりすることにあまり興味がなかったので、単純に “自分が聴きたい音楽を作りたい”という衝動と、“こういうものがあったらいいな”という欲求に基づいて制作しています。そういう意味で、自分にとっては、自分語りを特に必要とせずに言葉を乗せられるポップスが一番いい土壌でしたね。」
と語られています。
相対性理論が生み出した、実験的な要素も多く含むサウンドは、これ以降の音楽にも多大な影響を与えました。
Wikipediaの「真部脩一」さんのページにも、
「言葉遊びを多用したシュールで独特のワードセンスを持ったどこか感傷的な歌詞を、ペンタトニックスケールを多用したオリエンタルで中毒性の高いメロディーに乗せる真部が作り出したポップミュージックの新しい方程式は、日本のポップスに大きな影響を与えた。」
と記載がありましたが、まさにその通りだと思います。
メディアへの露出が極端に少ないバンドなので一般的な知名度はそれほどではないのかもしれませんが、音楽好きの中では知らない人はほとんどいないのではないでしょうか?
大学のサークルなどでもよくコピーされていたようですし、教室の生徒さんにも相対性理論好きの方は多いです。
前回このコーナーで曲をご紹介させていただいたアーティスト「ラブリーサマーちゃん」も、相対性理論をコピーしていたそうですしね。
(教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜あなたは煙草 私はシャボン〜)
今後も、相対性理論に影響を受けたアーティストは多く出てくることでしょう。
知らなかった方は是非、アルバムなど色々な作品を聴いてみてくださいね!
(※中古ならアマゾンで数百円で購入できます)
それではこの曲のギタープレイです。
使われているコードや進行は他の色々な曲でも用いられることの多いオーソドックスなものですが、ほとんどが1弦を開放弦にしているボイシングなので、コード譜などを見て演奏する場合は注意してください。
曲のキーも後半転調するまでは「Eメジャー」ですし、1弦や2弦を開放弦にすることはよくあります。
転調後はカポを2フレットにつけていますが、余裕が2拍分くらいしかありませんので、続けて演奏する際は工夫をしてスムーズに移行できるようにしましょう。
転調後も1弦は開放弦になっていますが(カポ2の状態で)、続けて演奏する際は一瞬でカポをつけるのは難しいと思いますので、その場合はコードフォームを変えても良いと思います。
そしてこの曲はギターのリードフレーズが多く登場します。
曲のテンポは約♩=120ちょっとのミドルテンポで、リードフレーズは16分音符で構成されていますので、このスピードを弾きこなすにはある程度の技量が必要となります。
これくらいの速さのフレーズをきっちりと演奏するには基礎的な部分が完璧にできていないと難しく、それなりのトレーニングが必要となりますので、例えギター歴が長くとも基礎がちゃんとできていないと必ずムラが出てしまいます。
オルタネイトピッキングを大事に、16分音符を正しくキープできるように練習していってください!
もちろんレッスンでは練習方法など、詳しく丁寧にお伝えしています。
ご自分のレベルチェックにも良い曲だと思いますので、中級者くらいではないかと思われている方は是非一度コピーしてみてくださいね!
はい、ということでいかがでしたでしょうか?
今回は最後に、真部脩一さんのインタビュー記事をご紹介させていただいて終わりにしたいと思います。
先ほども書かせていただきましたが、これからも相対性理論に影響を受けたバンドやアーティストは多く登場すると思いますので、是非このインタビューもチェックしてみてください!
読むだけで十分に面白いと思いますよ(^-^)
(Real Sound 〜真部脩一が考える、”相対性理論”以降のポップミュージック「やり残したことがあると感じている」〜)
それでは本日もありがとうございました!
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