2018年08月21日

【ギター教室】レッスン曲! 〜JAGUAR ’08〜

生徒さんの希望曲301〜350

 

こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や秋葉原など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

 

本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー!

今日はエレキギター編、前回の予告通り「TUBE」のギタリスト「春畑道哉」さんのソロ曲をご紹介させていただこうと思います。

 

それでは、いってみましょう!

 

 

〜JAGUAR ’08〜

 

 

 

「春畑道哉」さんの「JAGUAR ’08」です!

楽譜はこちらから。JAGUAR ’08のものがなく、JAGUAR ’13のものですので、購入の際はご注意を)

春畑道哉 (GUITAR MAGAZINE SPECIAL ARTIST SERIES)

https://amzn.to/2YwpOXH

 

フルサイズで聴けるものがYOUTUBEになかったので、今回はニコニコ動画へのリンクを貼らせていただいています。

春畑さんはTUBE以外でも様々な活動を行っておられ、作品も実に多作です。

その中でもソロプロジェクトでは、アルバム9枚、ミニアルバム2枚、ベスト1枚と、多くの作品をリリースしておられ、それぞれで素晴らしいギターサウンドを聴くことができます。

すべてインスト曲ですが、口ずさめるキャッチーなメロディーは楽器をやっていない方でも間違いなく馴染め、楽器をやっておられる方は卓越したギターテクニックを楽しめることでしょう。

僕の特にオススメは1995年リリースの7枚目のアルバム「Color of Life」、2000年リリースの8枚目のアルバム「RED BIRD」、そしてこの曲「JAGUAR ’08」も収録されている2008年リリースのベストアルバム「BEST WORKS 1987-2008 〜ROUTE86〜」です。

知らない方は間違いなく損していますので、是非聴いてみてください!

こちらからすぐに購入できます)

https://amzn.to/2RTfZAt

 

こんなに素晴らしいギターサウンドがあるのかと衝撃を受けると思います。

 

そんな多作な春畑さんの楽曲において、この「JAGUAR ’08」は代表作の一つとして知られ、非常に人気が高い曲です。

ものすごくかっこいいですもんね。

僕も初めて聴いた時は衝撃を受けました。

そしてすぐにギターでコピーしました(笑)(むっちゃ練習しましたけど(汗))

この曲は元々「JAGUAR」として、1998年からフジテレビ系のプロ野球中継のテーマ曲として使用されている楽曲で、フジテレビとの楽曲使用契約によりCD化は未定と10年間言われてきましたが、2008年発売のベストアルバム「Michiya Haruhata BEST WORKS 1987-2008 〜ROUTE86〜」に初収録されました。

その際アレンジを加えられ、新たに「JAGUAR ’08」として生まれ変わった楽曲は、この年(1998年)以降のプロ野球中継で使用され、さらに2013年には、更にリアレンジを施した「JAGUAR ’13」がシングルとしてリリースされ、2018年現在に至るまでプロ野球中継で使用されています。

皆さんも必ずどこかでこの曲を聴いたことがあると思いますよ。

一方で、原曲は永らく音源化が見送られていましたが、2014年12月3日に発売された「フジテレビ開局55周年記念 LEGENDARY SPORTS ANTHEM」に収録され、登場から16年目にして初めて日の目を見ました。

違いを聴き比べてみるのも面白いですね。

どのバージョンでもギターサウンドは本当に素晴らしいです。

そして今も様々な場面で聴くことができる、春畑さんのもう一つの代表曲J’S THEME」。

この曲も必ずどこかで聴いたことがあると思います。

リリース翌年の1993年に開幕した日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)の公式テーマソングとして制作された楽曲で、今も多くの方に愛される曲です。

せっかくですので、J’S THEME(25th ver.)もご紹介させていただきますね。

 

 

いや〜、ギターもそうですが、曲が本当に素晴らしいですね。

いかがでしょうか?

 

ということで、いつもの流れならこの辺りで曲のギタープレイについて少し解説させていただくのですが、今回は省かせていただきたいと思います(汗)

テクニックも数多く、細かい解説が不可能ですので、すいませんm(_ _)m

ただ、言えることはかなりの難易度だということ。

フレーズはなんとか弾けるようになっても、原曲のようなニュアンスで弾くには単純な努力だけではなく飽くなきサウンドの探求と研究、細かなピッキングや抑揚、倍音のコントロール、楽譜には表すことのできない技、あらゆるものが必要になります。

春畑さんは間違いなく日本トップクラス、世界で見ても全く引けを取らない、日本が誇るギタリストの一人です。

ここまでギターをコントロールするには、ただのコピーではなく「自分がどういうサウンドを出したいかという徹底的なこだわり」が重要です。

もちろん最初はみんなコピーから入るのですが、徐々にその意識をもてるようにしていきましょう!

 

とは言っても、全く解説を書かないのもアレですので(汗)

少しばかり、、、。

 

ここで「JAGUAR ’13」のライブ映像をご紹介させていただきたいと思います。

「JAGUAR ’08」は残念ながらなかったのと、「JAGUAR ’13」はライブ映像なので音だけではなく見た目でも把握しやすいからです。

 

 

ものすごくかっこいいので見て楽しんで頂くだけでも良いのですが、今回はわかりやすく見た目に注目ということで、「ピックアップセレクター(トグルスイッチ)」に着目してみてください。

ギターをある程度弾ける方なら既に着目していると思いますが、ピックアップを切り替えるともちろんサウンドがかなり変わります。

サウンドのおいしい音域の出方や、倍音の具合なんかも変わります。

まずは映像の「0:35」の所、ギターを弾きながら右手の薬指小指あたりでセレクターを切り替えているのがわかりますでしょうか?

そして一瞬ドラムに映像が切り替わり、ギターに戻った「0:38」ではまたセレクターが切り替わっています。

「間違えて当たってしまい切り替わっただけじゃないの?」

いえいえ、そんなことはありません。

2コーラス目の「2:35」、同じフレーズのところで、全く同じ音色の切り替えを行っています。

こちらは戻す様子もバッチリ映っていますね。

つまりは「たった2音」のために音色を変えたのです。

「たった2音」、全然「たった」ではありません。

すべての音をコントロールする、こだわりを持つことが重要で、それが「プロ」というものです。

そして「0:45」からは明らかにギターの音色が変わりますが、その後「0:48」で再度映る時にはまたピックアップがリアからフロントに変わっていますね。

さらに「0:51」のところでは、もう一度フロントからリアに切り替える様子が映っています。

 

いかがでしょうか?

見た目でもわかりやすいのでピックアップセレクターで解説させていただいたのですが、あくまでもサウンドコントロールの「ほんの一部」です。

目には見えない様々なテクニックを駆使してギターを「歌わせて」います。

奥が深いですね〜(しみじみ)

 

この領域に少しでもたどり着けるように、日々精進していきましょう!

それを本気で目指せる方は間違いなく立派なギタリストになれますし、音楽が本当に楽しくなると思いますよ!

 

僕も頑張りますm(_ _)m

 

それでは本日もありがとうございました!

 

 

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