2020年04月21日

【ギター教室】レッスン曲！　〜Inspiration〜

生徒さんの希望曲401～450

生徒さんの希望曲401〜450矢後憲太ソロギターインスト

こんにちは！
東京、池袋を中心に、新宿や横浜、浦和や松戸など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。

本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー！

今日はアコギ編、前回の予告通り引き続き「矢後憲太」さんの曲のご紹介です。

それでは、いってみましょう！

〜Inspiration〜

「矢後憲太（やご　けんた）」さんの「Inspiration」です！

（※楽譜や曲は矢後さんのサイトから購入できますので、是非チェックしてみてください）

https://acoustic-kenta-y.jimdo.com/score/

カッコイイ曲ですね！

タイトルの「Inspiration」の通り、ギターで遊んでいたらふと思いついたフレーズであるそうで、民族音楽的な要素も感じられる曲に仕上がっています。

前回ご紹介させていただいた「ヒロガルセカイ」と同じく、2017年リリースの矢後さんの2ndアルバム「It seems like」の収録曲。

アルバム「It seems like」について、矢後さんはアコースティックギターワールドのインタビューで、

「テーマに沿った曲を収録するコンセプトアルバムではなく、作品集としての意味合いがあります。
最初は曲がたまったからアウトプットするというように思っていたのですが、曲目を考えているうちに、身近に実感できる要素や触れられる要素など、リアルに感じられるものをテーマにした曲がどんどん生まれてきました。
最終的に生活に寄り添うようなコンセプトになったとは思います。」

と語っておられ、アルバムのタイトルについては、

「深い意味はないです(笑)。
直訳すると”何々みたい”といった意味ですが、実際に見たり触ったりして、これは何々みたいだ、という質感を噛みしめるようなニュアンスです。
まさに今回はそういった曲を盛り込むことができたので、このタイトルを選びました。」

と述べておられます。

アルバムの各曲についてもインタビューの中で一言添えられていますので、是非ご覧になってみてください！

（〜Acoustic Guitar World　ギタリストインタビュー　矢後憲太〜）

この曲のチューニングは６弦から順番に「D、A、 D、G、A、D」となっています。（通称ダドガドチューニング）

映像を見ていただいてもなんとなく分かるかと思いますが、難易度はかなり高め(^^;;

楽譜には曲の難易度がランク付けされているのですが、以前ご紹介させていただいた曲で言うと、「にびいろの風」は「B」、「ヒロガルセカイ」は「C」、「遠き春」は「D」、そしてこの「Inspiration」も「D」です。

「遠き春」と「Inspiration」のどちらを難しく感じるかは、どういった弾き方や奏法に慣れているかによっても少し変わるかと思いますが、完璧に弾ききるという意味では僕は個人的に「Inspiration」の方が難しいのではないかと、、、。

矢後さんの解説には「堂々としたリズムで、大きな表現が求められる曲です。細かな技法は多いのですが、小手先の技術に捉われることなく、大きな”流れ”や”うねり”を感じて弾きましょう。」とあります。

結構ちゃんとギターが弾ける方でないと、「小手先の技術」にも追いつかずに弾き飛ばされるくらいの難易度かもしれません（汗）

しかしながら、このブログにもいつも書かせていただいている通り、挑戦しないことには始まりませんので、この曲が好きな方は是非一度チャレンジしてみてください！