【ギター教室】レッスン曲! 〜瞳の住人〜
生徒さんの希望曲351~400
こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や秋葉原など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。
本日も教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー!
今日はエレキギター&アコギ編、壮大な名曲のご紹介です。
それでは、いってみましょう!
〜瞳の住人〜
「L’Arc〜en〜Ciel」の「瞳の住人」です!
(※楽譜はこちらから)
・1曲
・アルバム
このライブ映像(↓)は特にかっこいいんですよね!
原曲よりも半音、キーが下がっているので、比べると少し雰囲気が違うように感じるかもしれません。
原曲はギターが3本レコーディングされていますが、ライブアレンジということで、このバンド編成で一番まとまるような演奏がなされていますので、その辺りも聴きどころの一つでしょう。
少しマニアックな聴き方かもしれませんが、音楽好きの方は是非注目してみてください!
この曲は2004年3月3日に「L’Arc〜en〜Ciel」の23枚目のシングルとしてリリースされた楽曲で、同2004年3月31日に発売された9枚目のアルバム「SMILE」の先行シングルでもあります。
以前このコーナーでご紹介させていただいた22枚目のシングル曲「READY STEADY GO」に続く再始動後2作目のシングルで、このシングルでも面白い試みがなされました。
シングル「READY STEADY GO」のカップリングでは、「READY STEADY GO」の各メンバー担当の音を抜き取ったバージョン(カラオケトラックの楽器版)が収録され、「どのパートが欠けてもラルクの音として成立しなくなる」というメッセージが込められましたが、シングル「瞳の住人」のカップリングは「ボーカルであるhydeさん以外のメンバーが前作「READY STEADY GO」を歌う」という、これまたユニークなもの。
この各メンバーのボーカルトラックレコーディングは、じゃんけんによって決められたボーカル一発録りというものだったそうですが、歌い方など、それぞれのバージョンでメンバーの個性がしっかりと反映されています。
ご興味のある方は是非聴いてみてくださいね!
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そしてこの楽曲最大の特徴は、非常に多くの楽器が取り入れられていることでしょう。
パーカッション、ストリングス、ピアノ、シンセサイザーなど、打楽器から弦楽器、鍵盤楽器など多様な種類の楽器が導入されており、オーバーダビングも用いられ、ギターは3本、ベースは2本重ねられています。
それら全てが美しく絡み合い、まるでオーケストラのよう。
また、歌のキーの高さも有名な曲で、「実際に歌うhydeさんよりも、周りの人間の方が驚いていたらしい」というエピソードもあるほど。
hydeさんの歌唱力が存分に発揮された楽曲でもあるでしょう。
聴けば聴くほど味わいが出てくる曲でもあると思いますので、それぞれのパートに耳を傾けていくと、完成された芸術をより楽しめると思います。
それではこの曲のギタープレイについてです。
原曲はエレキギターが2本とガットギターが1本の、合計3本のギターがレコーディングされています。
ギター1本で再現するのはもちろん難しいですが、ライブでのkenさんのように、一人で演奏する場合はオイシイところを組み合わせていきましょう。
イントロのリードフレーズはボリューム奏法を使っています。
ライブでのkenさんはボリューム奏法は行っていませんので、どうしてもというわけではないですが、せっかくですので機材がある方はチャレンジしてみてください!
ギター本体のボリュームでもできますが、細かくボリュームの上げ下げが行われていますので、ボリュームペダルを使う方が良いと思います。
「ボリューム奏法って何?」という方は、以前の記事をご覧になってみてくださいm(_ _)m
(〜ギター用語事典!番外編:ボリューム奏法(バイオリン奏法)〜)
その後は主にアルペジオですが、演奏そのものよりも歪みのコントロールなど、音色や抑揚を最重要視していきましょう。(演奏そのものも、もちろん大事ですが)
全体の構成、絡みが素晴らしいので、ギターだけを意識するのではなく「今ここにどんな音が必要か」ということを常に考えて、ご自分のサウンドを細かくコントロールしていけるように頑張ってください!
フレーズを弾くということだけで難易度を考えればそれほど難しい曲ではありませんが、弾けるようになってからが本当のスタートです。
聴いている人を魅了できるように完璧な演奏を心がけていきましょう!
はい、ということでいかがでしたでしょうか?
ここからしばらく、ラルク関係の曲をご紹介させていただこうかと思います。
ものすごく考え抜かれている曲ばかりなので、紹介するのも楽しみです(^^)
またお付き合いいただければ嬉しいです!
それでは本日もありがとうございました!
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