初心者向けエレキギター&アコギ練習曲まとめ 〜その41〜
初心者向け ギター練習曲
こんにちは!
東京、池袋を中心に、新宿や中野など都内近郊にある完全個人レッスンのギター教室、エルギタースクールのブログです。
本日も昨日に続いて「初心者向けエレキギター&アコギ練習曲 まとめ」のコーナー!
今回は続けてなので、このコーナーのコンセプトは省略させていただきたいと思います。
このコーナーを初めてご覧になる方は前回までの記事も見ていただいて、コンセプトをご理解いただければと思います!(ちなみに前回書きましたm(_ _)m)
1曲ごとの詳しい紹介は「教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さんの希望曲紹介」のコーナーで書かせていただいていますので、そちらへのリンクは引き続き貼らせていただきますね。
それでは、いってみましょう!
〜Only You〜
「The Platters(プラターズ)」の「Only You(オンリーユー)」です!
(※楽譜はこちらから。ギター弾き語り)
http://www.at-elise.com/elise/ORDPSM00196/
曲名でもわかるかもしれませんが、聴けば必ず一発で「この曲か!」となるであろう名曲。
1955年にリリースされたシングルなので約63年前(驚!)の曲ですが、今もテレビ番組などで使われる認知度の高い曲で、その歌詞の内容から結婚式でも定番となっており(今となっては少し渋めなのかもしれませんが)、僕も以前結婚式の余興で演奏したことがあります。
原曲は要所要所にエレキギターのコード弾きがレコーディングされており、特に目立つのはイントロですね。
原曲に忠実にコピーしても良いと思いますが、せっかくですので良い感じのバッキング(伴奏)フレーズを考えたり入れてみるなどして、曲を盛り立てていきましょう!
もちろんそのやり方は、レッスンでじっくり取り組んでいく形です。
アコギで弾き語りをしても良いですし、ご自分の好きな感じで演奏していってくださいね。
コード進行はほぼループで、比較的覚えやすい曲だと思います。
ただバレーコードはある程度登場しますので、ギター初心者の方は頑張って克服していきましょう。(曲のキーを変えたり、カポを使ったりすれば、少しはバレーコードを減らすことはできます)
音楽理論やコード進行を勉強されている方は、セカンダリードミナントやサブドミナントマイナーの使い方が美しい曲ですので、そこにも注目してみてくださいね!
弾けるようになれば、私生活の様々なシーンでも使える曲かもしれません!
教室のレッスン希望曲!エレキギター&アコギ編 〜Only You〜
〜Suck My Kiss〜
「 Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)」の「Suck My Kiss(サック・マイ・キス)」です!
(※楽譜はこちらから)
・アルバム
・ベスト
タイトルはひどいかもしれませんが、れっきとしたレッチリの代表曲のひとつで、チャドのバスドラにバキバキ噛み合うフリーのベースが象徴するように、バンド全体のアンサンブルが感じられる曲になっており、非常にカッコいいナンバー。
ローリングストーンの読者の、レッチリの曲の人気投票で5位に選ばれたこともある曲です。
アルバムとしては1991年にリリースされた超名盤、「ブラッド・シュガー・セックス・マジック」に収録されており、1992年にはシングルカットもされました。
ギターもイントロからリフが前面に出ており、ベースとのユニゾンということもあって非常にインパクトが強いですね。
リズムはもちろんですが、他の楽器をよく聞きつつ曲のサウンドにノッていき、フレーズをはめるタイミングも意識していきましょう!
音の強弱やサウンドのコントロール、アンサンブルなどを考えると色々とポイントはあるのですが、フレーズだけなら初心者の方もチャレンジしていける曲だと思います。
ウラのリズムも多いので、休符や空ピッキングをしっかりととってくださいね。
曲の間奏にはギターソロもありますが、このソロだけは難易度が上がりますので初心者の方はかなり大変だと思います。
とは言っても、最初からスムーズに弾けるソロはまずなく、色々なソロを「弾けないなあ、、、」と苦労しながら練習していくうちに少しづつ上手くなって、最終的に弾きこなすことができるようになります。
まずは何事もチャレンジしてみてください!
もちろんレッスンでは弾き方のコツなどをお伝えさせていただいていますので、ご安心くださいね!
教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜Suck My Kiss〜
〜My Friends〜
「Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)」の「My Friends(マイ・フレンズ)」です!
(※楽譜はこちらから)
・アルバム
・ベスト
おだやかな曲調の聴きやすい曲ですね。
ベースの「フリー」が、アコギで書いたというバラード。
1995年にリリースされたレッチリの6枚目のアルバム「ワン・ホット・ミニット」に収録されている曲で、シングルカットもされ、「ワン・ホット・ミニット」から唯一、ベストアルバムにも収録された曲です。
イントロからアコギのアルペジオを交えたバッキングが印象的で、ここではアコギが2本レコーディングされていますが、1本で演奏する場合はどちらかのパートを弾いても良いですし、上手く2つのパートをミックスしても良いと思います。
1本はレギュラーチューニングですが、もう1本はドロップDチューニングなので、組み合わせる際は注意しましょう。
右手でアクセントをしっかりとつけて、抑揚を出していってください!
途中からはエレキギターも入ってきて、どんどん豪華になってきますね。
エレキギター1本で演奏する場合は、最初はアコギのパートを弾いておいて、このタイミングでエレキパートに移るのも良いでしょう。
もちろん最後までアコースティックにプレイするのもアリです。
間奏ではオクターブ奏法のリードフレーズが登場し、これもまた美しい旋律。
空ピッキングの正しい方法などが理解できれば、初心者の方も練習していけるフレーズではあると思いますので、是非チャレンジしてみてください!
ところどころ部分転調したりと、コード進行や展開も綺麗な曲ですので、そういったところにも注目してみてくださいね!
教室のレッスン希望曲!エレキギター&アコギ編 〜My Friends〜
〜Dani California〜
「Red Hot Chili Peppers(レッド・ホット・チリ・ペッパーズ)」の「Dani California(ダニー・カリフォルニア)」です!
(※楽譜はこちらから)
2006年にリリースされた、レッチリの9枚目のアルバム「ステイディアム・アーケイディアム」の1曲目に収録されている曲で、先行シングルとしてリリースもされており、グラミー賞でも「最優秀ロック・ソング」など2つの賞に輝いています。
2006年に公開された日本映画「デスノート 前編」の主題歌に起用され、後編「デスノート the Last name」のオープニングでも使用されたので、日本国内でも特に有名な曲。
「メンバーが歴代ロックを彩ったアーティスト達に扮して次々と演奏を行う」という内容のPVも、その完成度の高さで話題となりました。
細部まで原曲通りに演奏するのであれば多少難しく感じる部分もあるかもしれませんが、大枠では初心者の方も挑戦できる曲だと思います。
この曲をレッスンでリクエストされた方も、かなり練習を頑張っておられた社会人の方ではありましたが、ギター歴は1年弱の生徒さんで、最終的にラストのギターソロの速弾き部分以外は弾けるようになっておられました。
イントロから「ズッツンジャー、ズッツンジャー」というリズムのギターバッキングが印象的ですが、ここはキレを重視してください。
「ズッツン」のところ、頭の2音はブリッジミュートをかけたりしつつ、その後の「ジャー」とコードを弾く部分はしっかりと音を伸ばしていけるようにしましょう。
メリハリが大事です。
ギターの「ジョン・フルシアンテ」は、親指を使って6弦を押さえるシェイクハンドスタイルでコードを押さえているようですが、得意ではない方は普通のバレーコードフォームにしても問題ありません。
ご自分の手の大きさにあったスタイルを選択していただければ良いと思います。
サビはパワーコードでのプレイで、音色がかなりの歪みサウンドに変わります。
右手をシャープに、豪快に振っていき、芯のある音色が出せるようにしてください!
ラストのギターソロは、前半部分はまだ良いですが、一番最後のフレーズはかなりの速さです。
基本的にランフレーズ(同じ1フレーズをずっと弾きまくるフレーズ)ですし、ギターの定番フレーズの一つなので、実際の速さほどの難易度はないですが、慣れていない方には超絶難しい部分でしょう。
勢いはもちろん重要なのですが、1音1音はかなり大切にハッキリと演奏されていますので、フレーズを丁寧に弾きながら少しづつ速くしていき、ある程度長い目で見つつ練習を重ねていってください!
特にソロ初心者の方は、数カ月とかではなく◯年単位で見て、根気よく地道に進めていきましょう!
教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜Dani California〜
〜Breed〜
「Nirvana(ニルヴァーナ)」の「Breed(ブリード)」です!
(※楽譜はこちらから)
・アルバム(洋書)
・曲集
この曲は以前、「教室のレッスンで実際に取り扱った生徒さん希望曲紹介のコーナー」でご紹介させていただいた「Smells Like Teen Spirit」と同じく、1991年にリリースされた「ニルヴァーナ」の2枚目のアルバム「ネヴァーマインド」に収録されている曲です。
「ネヴァーマインド」は説明不要なくらいの超有名な名盤ですので、もし知らない方は是非チェックしてみてください!
この曲「Breed」は全体的にかなり勢い重視の曲ですので、流れを止めないように気をつけていきましょう。
間奏以外はほぼパワーコードのバッキングで、それに単音が少し混ざってくる感じです。
フレーズは比較的わかりやすいと思いますので、弾き方を理解してしまえば初心者の方もチャレンジしていける曲だと思いますよ!
ピッキングは、すべてダウンで弾いても、オルタネイトでもどちらでも良いと思います。(どちらの場合でも勢いは重視)
間奏はオクターブ奏法によるフレーズで、こちらもかなり(全部?)勢い重視の強引なフレーズ。
16分音符が中心なので、ここの16分の部分はダウンとアップを交互に使いながら刻んでいきましょう。
初心者の方で難しい場合は、勢いは減りますが8分音符にしてしまっても良いのではないでしょうか。
曲のテンポはある程度速いので、追いつかない場合は遅いテンポから少しずつ練習していっていただければと思います!
〜Rock and Roll Is Dead〜
「Lenny Kravitz(レニー・クラヴィッツ)」の「Rock and Roll Is Dead(ロックンロール・イズ・デッド)」です!
(※楽譜はこちらから)
・ベスト(プレミアが付いているのか、少々高いです)
強烈なインパクトのギターリフが冒頭から炸裂する超有名曲!
日本でも2001年頃に「日産・ウィングロード」のCMに使われていました。
1995年に4枚目のアルバムとしてリリースされた「Circus(サーカス)」の1曲目に収録されている曲で、「Circus」は日本のオリコンチャートでも1位を獲得した作品です。
イントロのリフの登場頻度がものすごく高く、曲の3分の1ほどを占めますので、まずはこのリフがカッコよく弾けるかどうかです。
16分ウラのリズムもあるので、こういったパターンは通常はダウンアップのオルタネイトピッキングを空振りを交えながら弾くことが多いですが、この場合は全てダウンピッキングにして、アクセントをしっかりつけながら弾くのが良いでしょう。
リフ最後の「ギュージャジャーン」というところだけは、アップも使っても良いですね。
それ以外は基本的にパワーコードなので、弱くならない様、ガツンと弾くことを意識できれば大丈夫だと思います。
問題は間奏のギターソロ。
このソロはギター初心者の方が演奏するにはかなり厳しいので、相当長い目で見て練習してください(汗)
そこそこ長めのソロですが、16分音符中心のフレーズばかりなので、ある程度のスキルが必要になります。
ここは一概に「オルタネイトピッキングで弾きましょう」とは言えないので、フレーズやアクセントによってピッキングを使い分けるのがベスト。
サウンドの表情をイメージしてフレーズの流れを構築し、そのイメージのまま演奏できる様に練習していってください!
ソロの最後には、ランフレーズ(同じフレーズを繰り返す)がありますが、ここは32分音符なのでかなり速いです。
ランフレーズとはいえ、かなり慣れていないと厳しい箇所ですので、リズムをきっちりとハメつつ頑張って練習していただければと思います。
フレーズの締めでは32分音符が6連符に変わるので、ここはつまずく人がものすごく多い箇所。
もちろんレッスンではリズムに合わせて僕が一緒に弾かせていただき、きっちりと把握できるようにさせていただいていますのでご安心ください。
ブルーノートの使い方や、ペンタトニックスケールのフレーズの組み立て方など、アドリブの参考にもなりますので、勉強中の方は是非コピーしてみてくださいね!
教室のレッスン希望曲!エレキギター編 〜Rock and Roll Is Dead〜
はい、ということでいかがでしたでしょうか?
今回は6曲、全て洋楽でした!
たまたまですが、ギターが前面に出た曲が多かったですね。
次回は邦楽ですので、邦楽好きの方も洋楽好きの方も、つまりは皆様チェックしていただけると嬉しいです!(笑)
それでは本日もありがとうございました!
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